半年間の振り返り

10月ももう半ば。この3月末に弥生の社長を退任してから早6ヶ月とちょっと。あっという間です。この半年間何をやっていたんだろうということで、少し振り返りを。

4月〜6月

4月から6月は引き継ぎのために、全国行脚。西は福岡から北は札幌まで多くの会計事務所を訪問しました(沖縄に行けていないのが残念、笑)。10月からインボイス制度が始まるという大事なタイミングで経営体制が変わり、弥生は大丈夫なのか、と心配されているのではないか、ということで、インボイス制度に対する弥生の取組みを改めてお話しすると同時に、弥生が急に変わることはない、とお話ししました。

実感したのは、お伺いして直接お話しすることによって安心していただけるんだな、ということ。弥生のインボイス制度に対する取組みにしても、弥生の経営方針が変わらないということについても、会社としての発信はしていたわけですが、やはり直接お伝えするに勝るものはありません。

同時に、この期間、実に様々な会計事務所の皆さんとお話しする中で、私の中でもやもやと感じていた、インボイス制度の本当の意味であり、インボイス制度がもたらすものについて自分の中で結晶化・言語化することができました。そういった意味でも価値のある3ヶ月間でした。ちなみに言語化したものは、このnoteで発信していますので、まだ読まれていない方は是非どうぞ。

一方で、代表取締役社長という重責からは離れたということで、出張の合間にある程度休むことができました。ゴールデンウィークには家族でSingaporeへ。私は(例の有名な)プールで泳ぎまくって楽しみましたが、娘にとっては暑すぎたようです。まだ暑くなる前ということで、2023 ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会とSpartan Raceに参戦し、両方とも無事に完走することができました。ということで、この期間は仕事8: 休み2ぐらいの割合だったでしょうか。

7月〜9月

会計事務所訪問の延長線で、5月後半から7月頭にかけて開催した会計事務所向けのカンファレンスにも参加しました(登壇はせず、個別のご挨拶のみ)。この最終回が7/5の福岡。これで引き継ぎは完了。この翌週からは、気持ちを切り替え、頑張って(!?)休むことに専念しました。

15年間務めてきた後の休息期間ということで、世界一周でもするか、という漠然としたイメージはあったのですが、残念ながら娘がまだ高校生。さすがに学校を3ヶ月休んでという訳にもいきません。もちろん一人で海外を放浪するというオプションもあった訳ですが…。

結局、1泊2日程度の日程で国内を色々と回ることにしました。旧交を温めつつ、日本の美しさを再確認し、美味しいものに舌鼓を打つ。この歳になると日本の良さが身に沁みます。

一週間ほどですが、海外にも行きました。家族での毎年恒例のHawai'i。コロナの影響もあって会えていなかった現地在住の友人一家とも久し振りに会うことができ、ようやくいつものHawai'iが帰ってきたという感じでした。物価高はもう諦めのレベルですが、苦笑。

合間にという感じですが、多少は仕事もしました。主にデジタルインボイス推進協議会(EIPA)絡みの仕事です。8月末にはEIPAの定時総会を開催し、2020年の設立以来弥生として務めてきた代表幹事という役割をTKCさんにバトンタッチすることができました。

もちろん運動も。7月頭の東京・海の森トライアスロンではスプリントのリレー部門で1位という快挙(その秘密はこちら)。7月以降は、あまりの暑さにトレーニング(特にラン)がすすみませんでしたが、それでも9月末には千葉シティトライアスロン大会に出場し、無事に完走することができました。

ということで、この期間はお休み8: 仕事2ぐらいの割合。しっかりと息抜きすることができました。

半年経って

あっという間に半年経ってしまった、自分は何をしていたんだろう、と思っていましたが、こうやって振り返ってみると、なんだかんだ色々とやっていましたね。

しっかりとバトンを渡し、その後は今後に向けてしっかりとリセットする期間。これはこれで充実した半年間だったように思います。とはいえ、ずっとリセットばかりしている訳にもいきません。ということで10月からは再起動です。