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最近、なんだかとても好きなこと。それは「穴を掘ること」。苦笑

まるで、キツネだと思う。笑
ロンドンに生息する野生のキツネは、我が家の庭にも穴を掘る。庭のあちこちに狐の穴がある。そして、人間の私も穴を掘る。しかも、我が家のファミリーネーム(姓)はVOSS。キツネを意味する。

私がやっていることは・・・コンポスト。庭にシャベルで小さな穴を掘って、毎日そこに野菜クズを埋める。1週間くらいすると穴がいっぱいになる。そしてまた新しい穴を掘る。2ヶ月くらい経った頃には、野菜は分解されて土がふかふかになってる。

ただ、掘って埋めるだけのお手軽コンポスト。

今まではやってなかった。だって、行政が残飯も集めてコンポストにしてくれるから。生ゴミの中から野菜クズだけとりわけるのも、外にいって埋めるのも、一手間余分にかかる。それをする、心の余裕がなかった。


断捨離だ、別居だ・・・なんだかんだで、心にゆとりができて、やる気になった。


毎日5分とかからない、その作業。

・日々やることで、庭の一部分が耕されていく。積み重ねは大きい。
・毎日庭に出て、季節の変化を感じられる。
・ついでに庭の手入れもちょっとする気になる。
・土に触れる安心感がある。
・地球にちょっとは貢献しているぞ、という、満足感。
・私の動線が少し拡大。
・土作りになる。


いままで・・・毎日、料理して、食べて、たくさんのゴミを出して、片付けて・・・そんな日々のこと。そんなことが負担に思えるくらいに、いっぱいいっぱいだった。

ちょっとできた余裕で、そんな、暮らしのあれこれを丁寧にやる喜びが蘇えってきた。

行政が生ごみ集めてコンポスト化してくれることは、ほんとうにありがたい。庭がない人だって多いんだし。たくさん出すゴミの、ほんの一部分でしかないけれど、自分でやれることって、なんとも嬉しいもの。

自分の日々の暮らしにまつわることを、自分でやれることって満足感がある。自立している、と言う感覚。自立というと、経済的自立もあるけれど、自分のことを、自分でできる、しかも、環境に負担をかけないサイクルを作り出すって、もっと人間の基本の自立だと言う気がする。

たかが、ちょっとの野菜クズを埋めるくらいで、偉そうに、と、自分で自分にツッコミを入れつつ。同時に、今までやっていなかった自分を振り返り、地球さん、ごめんなさい、とも思う。


大切に、丁寧に、日々を送ること。
生きてるなあ、と言う感じ。笑


なんでもない、日々のことを喜べるって、嬉しい。



↓ これもじわじわ嬉しい 地球のためにできる小さな積み重ね


#未来のためにできること

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