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セント・デービッドの街

まだイースター休暇中です。家族でSt David'sに来ています。南ウェールズの最西端。海辺の街。

15年前に一度来たことがあります。街の中心にSt David's 大聖堂があります。大聖堂に行くのは好きなので、あちこちに行っていますが、ここは門をぬけると、大聖堂がどーんと目に入る。しかも大聖堂を見下ろす景色にびっくりして感動します。普通、大聖堂は見上げてばかりだけど。

15年前、街の中でのアクシデント

15年前のこと。大聖堂を見て感動して、街をちょっと歩いていたら、チクリと痛みが。私の手の甲にアブがいました。刺された・・・。

私はハチやアブにアレルギーがあります。

そこから5分くらいの場所に車をとめていたのだけど、車に着く前に蕁麻疹が出始めました。まずい。どんどん広がります。

アナフィラキシーショック。

これは救急にかけこまないと。

調べてみると、一番近い救急病院が車で1時間かかる。遠い。でも、そこが一番近いからなんとかそこまで行かないと・・・。

当時、夫はイギリスの運転免許を持っていなかったので、私が運転手です。運転しているうちに、蕁麻疹が広がります。手のひらにも、体全体にも、耳の中にも。

呼吸も苦しくなってくる。涙

かゆいのは発狂しそうなレベルだけど、呼吸困難は死にそうなレベルではない。なんとか自力で運転して、病院までたどりつき事情を説明して処置を受ける。

できるだけ薬は使わないようにしていますが、アレルギーのときだけは死活問題なので仕方ない。薬の効果ですーーーっと蕁麻疹も消えていく・・・。

その日は、救急がすごく暇な日だったらしく、ドクターが入れ替わり立ち替わり研修医を連れてくる。「彼、研修医なんだけど、練習させてね」と、同じ質問を何度もされる。まあ、いいけどね。

薬の効果で、アレルギー反応は収まっているのだけど、まだまだ危ないから今晩は入院しなさいと言われる。

えーーーー、そんなーーーー、私、休暇で来てるんです。ホテルもとってあるんです。1歳と0歳の息子もいるんです。0歳の息子は私の母乳が必要なんです。ホテルに戻ります。

・・・と主張。

ドクターは、反対していましたが、結局しぶしぶ承諾してくれました。「悪化したら必ずまた来る」ことを約束し、ととりあえず釈放されました。苦笑

翌朝、薬が切れて、蕁麻疹はぶりかえしてきました。でも、アレルギー反応は初めてのことではなく、この程度なら大丈夫と判断。

でも、旅行はおしまい。切り上げて帰路につく。かゆみと戦いながらも運転して無事帰宅。


今度こそ。リベンジ。

そんな思い出のある St. David's。今回はあぶに刺されることもなく堪能・・・しています。今、まだ、St. David's にいるのですが、まあ、まだアブが活発な時期ではないので、今回は刺されることなく帰宅できるでしょう。

ほとんどの写真は、別のカメラで撮影しているので、帰宅してから写真を載せますね。  




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