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私は、音声で講義や朗読などを聞くのは集中できない。動画も苦手。リアルの講義でも、「ただ聞いてるだけ」だと話に集中できず、思考が右往左往する。他ごと考えてしまったり、退屈になってしまう。

それがたとえ、面白い話だったりしても、聞いてるだけって苦手です。

そんな私ですが、最近、けっこうたくさんYouTubeとかでレクチャーを視聴しています。人智学関係のもの。英語のものが多い。

集中して聴けるのは、聴きながら手を動かしているから。手を動かしていると音声に集中できる。

レクチャーではノートをとるけど、私の場合、記録を取るためというより、集中するためだったりする。だから、記録を取らなくてもいい時にもノートをとっていたりする。

家でYouTubeとかで講義を聞いているときには、手仕事をしていることが多い。ちくちく縫い物とか編み物とか。

聞いてるだけとか、動画をみてるだけって、退屈なんです。他の邪魔な情報も入ってくるし。それが、目の前のちくちく縫い物と耳だけに活動を限定して、手を動かしてることで、他の情報や邪魔な思考は遮断して音に集中することができる。

実はノートをとるより手仕事をしている方が集中できる。ノートをとるときは、あとで読み返してわかるように工夫して書いたり、聞いたことを反芻しながら少し遅れて書いている。手仕事だと、それがなく、ただただ聞こえてくる言葉の流れにのって集中できる。ほんと、今という瞬間に集中できる。

そんなことをしていると、90分くらいの講義動画を2−3本、見終わっていたりする。しかも、内容はしっかり頭に入ってる。


昔から、テレビを見るときだって、ただみてるのは嫌いだった。退屈で退屈で。だから、テレビを見るときには、編み物しながらだった。

当時は、テレビだけみてるのって、時間がもったいないと思っていた。今は時間が勿体無いというより、手を動かしているほうが集中できることに気づいたから。(テレビはみないけど。というか、うちにテレビないけど。)


人によって感覚の得手不得手もあるし、特性もあるから、万人向けではない。でも、手を動かすことは、人が思う以上にものすごい可能性がある。

手、動かしましょう。





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