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ペッカ・クージストのコンサート

夏至の日。18周年の結婚記念日でした。予定されていたペッカ・クージストのコンサートへ。

昨年ペッカの音楽に出会い、ペッカのキャラクターに惚れ込み、目がハートになりながらペッカを聴く私。

いつもブカブカの黒いTシャツ姿。


電車のストライキ

この日、実はロンドンは電車のストライキでした。地下鉄運休、電車は間引き運転。私の最寄駅は閉鎖。涙

きっとこのストライキのせいもあるのでしょう。コンサートも空席が。

ペッカが「今日は来てくれてありがとう。どうやって来たのか知らないけど。」と。

はい。いつもは使わないルートで、バスと電車を使いました。いつもなら30分の距離が、1時間半。帰りに至っては、電車はなしで、バスを乗り継いで2時間半かかりました。

ペッカ様に会うんだもの。ストライキの障害もなんのその。苦笑

とはいえ、とにかく疲れました。

私は朝4起きで仕事をしているので、夜10時にもなると機能不全です。そんなときに、ルート検索して、帰り道を見つけるなんて無理。

夫がルート探して、私を引っ張って連れ帰ってくれた。連行か? いえ、エスコートしてくれた。

やっと来たバスが満員で乗れなくて見送ることになっても、癇癪おこさず(夫はすっごい癇癪持ち)家まで無事に。夜道を女性ひとりで歩くこともなく。ありがたい。感謝。

結婚18年。一緒に住んで19年。

結婚生活18年ともなると、いろいろあります。離婚を本気で考えていたときも何年もありました。

この記事から辿っていただくと詳しく分かりますが、離婚を考えていた頃、夫は私にとっては「虫除け」でした。それが「ボディーガード」に昇格。その後「守り神」になります。

結婚後18年たった今は、「何もしなくていい。いてくれるだけで嬉しい。」という存在です。

生活のためとか、家族のため、とか、理由はいらない。実際、生活費は入れてくれないし、カオスで癇癪持ちだから家族に混乱をもたらすことが多くて、実際のところ、一緒にいるのがとっても大変なひと。

理由じゃないんだ、って思う。
条件じゃないんだ、って。

条件がいいから結婚したんじゃない。
条件考えてたら絶対選ばないような相手。


でも、私みたいにめんどくさい女を大切にしてくれて、夜道の一人歩きは怖くてできないトラウマ持ちの私につきあってコンサートを楽しんでくれて、私が怖くないように手を握っていてくれて、不安な時にはぎゅっとハグしてそばにいてくれる。

世界観、価値観を共有することができる貴重な存在。

そばにいてくれてありがとう。
19年も一緒にいてくれて。


私は父と一緒に暮らしたのは12年。気づけば、父よりずっと長く一緒にいる存在。

癇癪持ちな父に苦しんで「私は絶対に癇癪持ちの人とは結婚しない」と宣言していたのに、結婚してしまった癇癪持ちの人。

癇癪にはいつまで経っても慣れることはできないけど、19年一緒に暮らしてきて、まだ大切に思えるということがすごいこと。

これからもどうぞよろしく。
人生一緒に楽しもう。


なんだかんだ言いながら、私はペッカに片思い中。笑

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