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夫の趣味、サイクリング!

夫の趣味はサイクリングです。1日100ー150kmのサイクリングとか、よく行っています。バルト海まで3週間、往復1000kmのサイクリングツアーとか。

夫は、ずっと私にも自転車に乗るようにすすめていました。一緒にサイクリングに行こう!と。

私は、インドア派です。サイクリングなんて全然興味ないし、汗かくことも嫌いだし、日焼けすることは極力避けたい!だから、誘われても即却下。一人でサイクリングに行ってくれれば、私の一人の時間も楽しめるし。笑

でも、私たちの関係が好転してから、私たちはもっと一緒にいたいという思いが強くなりました。だから、サイクリングを一緒にしよう!・・・と誘われたときの私の反応も変わりました。

とは言っても、私はサイクリングには興味ないのです。アウトドアが嫌いな上に、夫は平均時速25kmくらいで自転車に乗ります。速いときは時速50kmを超えます。しかも、一緒に走っている人のことを考えず、自分のスピードでガンガン行っちゃう人です。軟弱な私がついていけるわけがなく、そんなサイクリングは苦行にすぎません。

でも、ふと、思いつきました。そして、その思いつきをぽろっと口にしました。

「タンデムならいいかも・・・」

それを聞いた夫の行動は早かった。あっという間にタンデム自転車を探し出してきて、4日後には我が家にタンデム自転車が仲間入り。汗

タンデムは甘くない!

タンデム自転車だから後ろに乗ってのほほんとこいでいればいいと思ってた私は甘かった。

後ろに乗っていると、全くコントロールすることができません。どんなにスピードを出していても、ブレーキをかけることもできません。下り坂なのに漕ぎ続ける夫に合わせて漕いで時速50km出てたりします。「きゃーーー、もっとゆっくりーーーー」と叫ぶことしかできません。

みているのは夫の背中ばかり。前の景色をみることができないので、何が起こるか予測できません。突然すごい勢いで前からくる自転車と至近距離ですれ違ったり、急にカーブに入ったり、心の準備ができないまま突っ込むことの恐怖と言ったら! 前が見えないから、前にいる夫の動きを敏感に察知して、わたしの体の動きを合わせるしかない。

とにかく後ろの人はコントロールできないので、転ぶ時は一緒。時速50kmで車道を走ってて転ぶって、死活問題。想像しただけで冷や汗が出ます。呼吸まで一緒にするくらいのすごく密接なつながりを保つ運命共同体なのです。

つまり、夫を信頼して、死ぬ時は一緒だと覚悟を決めて乗る。それがタンデム。信頼できなかったら乗れません。

ただのサイクリングだと思っていたけれど、夫婦力を試され、パートナーシップを鍛えることに。もう、これは、下手なカウンセリングより効果絶大です。

こんなところで、カウンセリングになって、夫婦の結束力を高めるとは、意外な展開でした。神様はこうまでして私たち二人をくっつけておきたいのか!!!・・・って感じです。

意図せずにおきた私たち夫婦にとって大事なセラピー。ミラクルのように起こったセラピーでした。

ひらめき、直感は神様のメッセージ

これは、ひらめいたことを、ぽろっと口に出した結果でした。でも、以前の私だったら絶対こうはならなかったのです。

私は昔から優等生タイプです。理性的で、思いつきをすぐに口にしません。考えてから話すし、決断は理性に基づいてするのです。

今回のタンデムのことも、口にしたら速攻で夫がタンデムを探して買うことになることも容易に予測できました。お金を出すのは私。興味のないサイクリングにお金を使うことになるなんて、とんでもない! タンデムのことをいうのはやめておこう。・・・以前の私だったら、そう考えて口を閉ざしていたはず。

今回は、一瞬のうちにそのくらいのことは考えましたが、理性の声は無視しました。そして「ま、いいか」と思ってぽろっと口にしたのです。笑

お金のブロックがなくなっていたし、夫にも、運命にも、信頼度が増していた。だから、思ったことを軽く口にできたのだと思います。

意識して考えることは理性的です。でも、ひらめきや直感は、潜在意識からきているものだったり、宇宙(神様)からのメッセージでもあります。人間の顕在意識なんて、ほんのわずか。潜在意識でのほんのわずかの思考で、大きなメッセージを打ち消してしまうのが理性の怖いところでもあります。

だって、神様のメッセージは、私たちに良かれと思ってのメッセージばかりですから。しかも人間の思考では思いも寄らない配慮のあるメッセージです。それを受け取らないということは、自分を小さな思考の枠のなかに限定してしまうことになります。


とはいえ、理性を捨てろとは言ってませんよ。私がこんな記事を書いていたからと言って無茶苦茶な行動に出て私のせいにしないでくださいね・・・ 笑

行動は自己責任です。笑



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