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夫婦別居への道。一人が寂しいから一緒にいる・・・というのはもうやめた。

結婚観って、ほんとひとりひとり違う。そして、結婚してみないと結婚がどんなものかはわからない。私の結婚観も、1回目と2回目では変わったし、2回目の20年近い年月でも、変わり続けた。

どうして人は結婚するんだろう?
どうして結婚を続けるんだろう?


1回目の結婚前の私が思っていたこと:

・結婚せずにいて「結婚できなかった」と思われるのは嫌だ(世間体を気にする 苦笑)
・ずっと一人っていうのは寂しい。
・恋愛するのに疲れた。いい加減、落ち着きたい。
・一応、結婚ってどんなものか経験はしてみたい。笑

1回目の結婚の間に思っていた結婚観:

・一緒に生きていくパートナーシップ。
・一緒に苦楽を共にしたい。
・尊敬しあえるパートナーシップをもっていたい。
→→この3つの結婚観が満たされなかったことが離婚の理由。

2回目の結婚で思っていたこと:

・とにかく子育て終わるまではいい家庭を築いていたい。
・下手に離婚すると国外での居住権あれこれ問題ありだから離婚できない。
 (もう永住権あるから、この問題はなし)
・尊敬しあえるパートナーシップ。
・一緒に生きていきたいと思える。
・一緒にいることが幸せに思える関係。
・ボディガード役。(欧米で生きていくアジア人女性として切実な現実問題)

結婚生活を長年してきた私にとって、結婚とは:

・相手に経済的に頼るためでもないし
・相手に助けてもらいたいからでもない
・世間体のためでもない
・ひとりでいるのが寂しいからでもない

となり、究極は・・・
・他の誰でもない、このひとと一緒に生きていきたい!! と思えること。
これだけが「結婚し続ける理由」だと思うようになった。これ以外に結婚している理由はないと確信するようになった。

ひとりひとり価値観とかライフスタイルとかが違っていて当たり前の二人が一緒に生きていくために、いろいろ妥協することがあるし、大なり小なり影響しあうことがある。

あれこれのデメリットを超えて、本気で、打算もなく、純粋な気持ちで、一緒に生きていたいと思えるかどうか。


一緒にいたいという嘘

厄介なのが、「ひとりでいると寂しいから」というのが「一緒にいたい」にすり替わってしまって、自分に嘘をついてしまっていたこと。

長い間、一緒にいたいと思っていたのは事実。でも、ひとりになるのは寂しかったり、ひとりになる自信がなかったり、情が移って一緒に暮らすのが当たり前になってしまったり・・・、それが「このひとと一緒にいたい」という嘘に変わっていった面は確かにある。


もう「一人でいると寂しいから」という理由で、結婚生活を続けるのはやめようと思った。

寂しいから一緒にいる。
そんな理由は、相手にとても失礼だと思った。


私は、自分に嘘はつきたくない。
相手にも嘘はつきたくない。


打算で生きるのも嫌だ。



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