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バンコクからの旅日記 (44) | ブータン|唯一の空港があるパロからティンプーへ

2019年8月。念願のブータンにいきました。
これは2年前に書いた記事のリメイクです。当時は疫病騒ぎが2022年になっても終息していないなんて思ってもいませんでした。 

バンコクからブータンまでは飛行機で約4時間。タイ在住の場合はとても行きやすい国なのです。

バンコクからブータンの空港がある町、パロへは2つの航空会社が運航されています。プロペラ機だったらどうしようと思っていましたがちゃんとジェット機でした。失礼な。飛行機苦手なのですみません。

パロの空港に着いたら雨。8月は雨季です。10月から5月が乾季でベストシーズン。空港到着前は飛行機が山の間を縫うように低空飛行するので緊張しっぱなし。(繰り返しますが飛行機嫌い)

パロ空港のターミナルはブータン様式の美しい建物。ロイヤルファミリーの肖像画が掲げられています。パロから車でブータンの首都、ティンプーへ。1時間位で到着します。

ティンプーのシンボルと言われるナショナル・メモリアル・チョルテン(仏塔)。

仏塔は大掃除の真っ最中でした。というのも、翌週には日本から秋篠宮文仁親王がブータンを公式訪問されるとのこと。宮様が訪れる予定の場所はいま、すべてお色直し中なんだとか。定期的に来ていただくと史跡がきれいになってよいです、とガイド氏が言ってました。なるほどね。

仏塔の横には巨大なマニ車があってお年寄りの方々が回しながらお経を唱えています。ブータンの仏教は輪廻転生を信じていて来世も幸せでありますようにと毎日お祈りしています。現世を生きるのに必死で来世のことまで考えが及ばない自分はやはり余裕がないのだろうか。

仏塔の上からの眺め


まだ到着してそれほど時間はたっていませんが、すでにブータンという国の中に流れる独特の澄んだ空気感、派手さはないけれど手入れが行き届いている街並みに打たれていました。何故ここが「幸せの国」と言われるのか肌で感じてみたいと思う。期待感が高まってきました。

(2019年撮影)
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