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東南アジアの風景 (172) マレーシア|ペナン|絢爛豪華なプラナカンの邸宅

プラナカンというのは中国からマレーシアやシンガポールに移住してきた華人の子孫のこと。中国、マレー、そして西洋文化が融合された華やかな文化がプラナカン文化です。
ペナンのジョージタウンには商家として成功し大富豪となったプラナカンファミリーの家が博物館として公開されています。

ペナン・プラナカン・マンションはペナンの豪商ハイキーチャンが建てた19世紀の邸宅。
玄関を入ると広々としたホール。中国の風水を元に造られています。

間仕切りも柱も煌びやかな装飾で埋め尽くされています。

西洋スタイルのダイニングルーム。

1000点以上あると言われる西洋アンティークのコレクション。

アールヌーボーのガラス製品。

マリー・アントワネットも負けそうな豪華なベッドルーム。

なんだか派手すぎて落ち着かない。安眠できないのでは?と心配したくなる。

中華系ハウスならではのゲームルーム。カードゲームと麻雀。

立派な雀卓ですね。水晶でつくられたの麻雀パイ。

中庭からは中華ハウスらしい極彩色の屋根が見えます。

お屋敷の主と奥方の肖像。螺鈿細工で造られています。

この博物館のおおらかなところは豪華なダイニングテーブルに実際に着席して写真が撮れること。ちょうど居合わせたタイ人グループが大喜びで撮影大会。気分は大富豪のご令嬢かな。

展示品の中にあった結婚証明書。中国から渡ってきてマレー人と結婚し
苦労の末、プラナカンファミリーを築いていったのですね。
このイラストにあるキューピッドが何故か七三に分けたヘアスタイルのオヤジ。全然可愛くない。

雑誌のグラビアなのか撮影隊が来ていました。
ジョージタウンに来たら是非訪れてみてください。
(2016年撮影)
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