東南アジアの風景 (191) タイ|バンコク|駐在員奥様御用達の市場「火タラ」とは
バンコクには様々なマーケット(市場)があります。その中でも異色の存在。国立大学の構内で毎週火曜日と木曜日に開かれるマーケット、通称火タラ、木タラ。
「タラ」というのはタイ語で市場を意味するタラートから来ています。
場所はオフィス街、アソークにある国立シーナカリン・ウィロート大学。
名門大学のひとつです。我社の社員の中にも出身者が何人かいます。日本と違って大学構内は立ち入り自由。通勤のために通り抜ける人も。私も週末は校内の中庭でウォーキングしてました。
私はずっとこの市場の存在を知りませんでした。Twitter でバンコク在住の方たち(主に駐在員の奥様達)が度々火タラ、木タラを話題にしている投稿を見ていて何気なく調べたら、我がアパートからもオフィスからもとても近い馴染みの場所であることがわかったのでした。
校内に入ってみると早速青いテントの列が見えてます。
そして生鮮野菜コーナー。これがあるから駐在奥様御用達と言われるそうな。確かにこれは買いたくなる。しかし、野菜を担いで出勤するわけにもいかないしな。市場は13時までだし。会社帰りにはもう遅い。ということでいままで足が向かなかったのでした。
しかし、お惣菜が充実していることは知りませんでした。ずらーっと並んでいます。
高級果物のコーナー。桃や、アメリカンチェリーなど輸入品が比較的安価で手にはいります。タイ人奥様達がバンバン購入されていました。
お弁当を購入しているOLさん、ビジネスマンがたくさんいます。
アソークに10年住んでいたのに知らなかった近所の市場。
これだったら通勤途中に遠回りしてお弁当や日用品買ってみてもよかったな。
なんて思っても時すでに遅し。本帰国が迫っていたのでした。
(2021年)
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