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愛媛松山|明治時代の街並み内子町を訪ねる

2022年11月。愛媛県松山市へいきました。
思い付きで郊外に出てみようとJR松山駅へ。

松山市の中心地には伊予電松山市駅とJR松山駅があります。
この2つの駅は結構離れていて間違えるとあせります。

JRの駅は旅情がありますね。そして注意すべきは電車の時刻。
首都圏で過ごしていると電車はすぐ来るものと勘違いすることがある。
次の電車まで40分待ちでした。これでも運がいい。
実はホテルの目の前から内子行きのバスが出ていたのに気づいた時は発車直後。トホホな無計画旅はこんな感じです。

電車がやってきました。JR四国の電車って初めての乗車。ヘタレ乗り鉄はワクワク。
電車は結構混んでいます。海の見える駅で有名な下灘へ行くバリバリ鉄オタ風の方々も。

30分程で到着したのは内子駅。
内子町は江戸時代から明治にかけて和紙と木蝋の生産で栄えたところで、当時の木造商家が残されています。

駅前には立派な蒸気機関車。駅に併設された観光案内所で自転車を借りようかな、と思ったら「徒歩で十分行けます。」と言われて歩くことに。
案内所の方がとても親切で日本のホスピタリティーをあらためて感じました。

町中は観光地として整備されています。

内子座。いまも現役で利用されています。この日も公演があるので見学は午前中のみ。滑り込みセーフ。

いい感じですね。観劇もしたかったな。

メインストリートをぶらぶら歩いているとと所々に古い家屋。今も商売を続けていて日常生活が営まれているのがいい。

いきなり博物館のような様相のところもあってちょっとびっくりします。

さらに進むと歴史地区へ。ここはずっと上り坂です。自転車にしなくてよかった。

内子町はドイツの中世の町、ローテンブルクと姉妹都市だそうです。

伝統工芸品の店やクラフトワークのお店、古民家カフェが並びます。

ちょっと休憩しようかと入ってみたベーカリーカフェ。

驚きました。めちゃくちゃお洒落。ここは青山か代官山か?と思う素敵なディスプレイです。パンも美味しそう!

ちょうどイートインできる時間になったのでおすすめのパンをお店の人に伺って畳の席に。落ち着くなぁ。足を延ばして寛いでしまいました。

秋の新作、栗のほうじ茶ロール。そしてここでもみかんジュース。お茶もつけていただきました。
お店を出る頃には外には行列。人気店なんですね。わかるわかる。

ひと際目立つ立派な蔵のある建物。木蠟資料館 上芳我邸 です。

とっても贅沢な造りです。木蝋を海外に売り込むという商才に長けていた当主。いつの時代もビジネスはアイデアと飽くなき挑戦が成功の秘訣なのね。

木蝋作りの作業場だった中庭は紅葉が色づいていました。

さて、また電車に乗って松山へ戻ります。来たのはアンパンマン号でした。

内子の歴史地区の絵もあり。JR四国も様々な観光列車を運行しています。

到着後のお楽しみは駅のうどん屋さん。愛媛出身の友人一押しのごぼう天うどん。沁みる。
楽しい一日でした。
(2022年撮影)
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