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東南アジアの風景 (94) シンガポール|魅惑のカトン地区

プラナカン。15世紀に東南アジアに移住してきた華人が作り上げた中国、マレー、ヨーロッパの融合文化。私はプラナカン様式のショップハウスが大好き。プーケットタウン、ペナンのジョージタウンへ何度も出かけるのもこの雰囲気を味わいたいから。
シンガポール在住の友人が「それならここに行かなきゃ」と教えてくれたのがカトン地区です。

地下鉄パヤ・レバー駅からイーストコーストへ向かって歩き出すと、高層ビルが林立する最先端シンガとは異なる風景が現れました。

おー、いいじゃない。いきなりワンタンメンの看板がある食堂。ホテルで朝ご飯食べたのは失敗であった。その後、次々と現れる魅力的な食堂達に後悔はつのるばかり。ここには腹ペコで来なくてはならなかった。

お粥屋さん
麺屋さん。特製ワンタン麺だって。そそられる。
絶対美味しい、と思わせる店構え

ウロウロ歩いているうちに今回の目的地、クーン・セーン・ロードに到着。この地区で最も美しいと言われるプラナカン・ショップハウスが並ぶエリアです。

なるほど。パステルカラーの長屋が綺麗に保存されています。今も住人の方々はいらっしゃるので控えめに写真撮影。
更に海岸寄りに進むと賑やかなイースト・コースト・ロードへ出ます。

イースト・コーストは外国人駐在員の住人も多くて高級食材のスーパーマーケットやフィットネスセンターもあり、通りを行き交う人々は一気に国際色豊かになりました。家族で暮らすなら高層ビル街よりこっちがいいですね。
私も住むならここだな。予定はないけど。
さんざん歩いてお腹もすいてきたので満を持してお食事処を物色。

結局定番の海南チキン。この素晴らしい店構え。吸い込まれるように入ってしまいました。

バンコクでいつもカオマンガイ食べているじゃない、と言われるかもしれませんがカオマンガイと海南チキンは別物。美味美味美味。

イーストコーストへはバスで行く方が便利ということが帰路でバスに乗ってみてわかりました。バスカードにはまだ残金がある。また行かなければ。今度はカトン地区に宿泊して朝から食い倒れしよう。(2016年撮影)

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