バンコクからの旅日記 (45) ブータン｜伝統競技のダツェとブータン料理

2019年8月のブータン。標高2,334ｍ、ブータン最大の町ティンプーで伝統競技ダツェを見学。

アーチェリーによく似た弓術です。伝統衣装を身に着けた選手陣は日本の戦国武将のように凛々しい。
チームが向かい合って交互にそれぞれの的に矢を放ちます。

小さい的までは約130ｍ。すごく遠い。遠すぎて見えないぞ。これで当たるとは何たる強肩。

矢を射る姿がなんともかっこいい。

ダツェは通常男性のみの競技ですが、外国からの国賓は女性でも行事の一環として参加することがある。
現在（2022年）は皇室を離れていますが、秋篠宮眞子内親王もその一人。
眞子様はブータンの人達にとても人気があるそうです。
彼女の婚約は海外のことなどほとんど報じられないブータンではめずらしく
全国でニュースになったとのこと。
ガイド氏に「プリンセス・マコは結婚されたのですか？」と聞かれた。
2019年当時、眞子様の結婚は暗礁に乗り上げていた。とても実情はお話しできない。「あの、いや、まだです。」と言葉を濁したのでした。😅

昼食は民族資料館の中の食堂にて。食事の前にバター茶をいただきました。お米を揚げたあられのようなものを入れて飲みます。甘いのかと思ったら結構な塩味。

ブータン料理はチーズと唐辛子が基本。食材は干し肉と豆類、青菜と根菜。短い日本蕎麦のような麺。ご飯は赤米。
観光客用なので辛さは控えめになっていました。（と思う）

メニューは毎回同じような内容でしたが、とにかく野菜類の味が濃くてまさに大地の恵み。
ヤギのチーズは山岳地帯の香り。なんだか身体が浄化されて健康になっていくような気がします。
（2019年撮影）
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