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東南アジアの風景 (219) タイ|バンコク|ターマハラートのお守りマーケット

お守り。。。日本では神社やお寺に行ったときに「家内安全」「学業成就」などを祈願して買うあのお守りです。
タイのお守りはプラクルアンといい、人々の日常生活に浸透していて持っている人は多い。
仏教寺院に行くとそのお寺のご本尊や高僧が描かれたプラクルアンが売られています。

今も大切に持っています。

私が持っているのはピサヌロークの名刹、ワット・ヤイのもの。タイで一番美しいと言われる仏像があるところです。

プラクルアンは首からぶら下げて身に着けている人が多く、形もペンダントヘッドになっている。
アクセサリーみたいにジャラジャラぶら下げている人(おじさんに多い)をよく見かけます。

日本とタイとの大きな違い、それはお守り自体に資産価値があること。
高名なお坊さんのお守りや、年代物などには高い値段が付く。
そしてそれを取引する市場があることです。

2015年。チャオプラヤ川沿いにある新しいフードモールに社員のファミリーが店を出したということで行ってみた時のこと。

バスを降りて川沿いを歩いていると何やら古いアーケードような場所に迷い込んでしまいました。

そこはお守りのマーケットでした。
看板に「アミュレット・マーケット」と書いてある。お守りってアミュレットなのか。。。

ずらっと並んだショーケースには大小様々なプラクルアンが。

骨董市のような雰囲気。皆さん、熱心に物色しています。

プラクルアンだけでなく、ミニサイズの仏像や装飾品もありました。

こんな写真しかないのは、なんとなく撮影するのがはばかられる雰囲気があったから。奥に進んでいくと骨董遺品と一緒に銃もあるような。
タイは銃社会なのでそれなりの市場にいくと誰でも拳銃を手に入れることができます。(合法ではないと思う)
隠し撮りみたいにちょっとだけ撮影してそそくさと出てしまいましたが、また行ってみようかなと思わせる不思議な場所でした。
(2015年撮影)
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