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東南アジアの風景 (76) タイ|バンコク|水上バスで何となくノンタブリーまで

2013年11月の週末。特に予定もないのでチャオプラヤ川の船着き場に行った。あるバンコク駐在員の奥様が暇なときはペニンシュラホテルのカフェラウンジで読書をする、という話を聞いて真似したくなったのであります。

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しかし乗ったのはホテルの専用ボートではなくローカルな水上バス。まあ、適当にどこかのホテルの近くで下船すればいいや、と思っていました。

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ぼーっとしてるうちに中華街の停留所を過ぎてしまった。聞けばこの船、終点はノンタブリーとのこと。ノンタブリーとはバンコク都の隣の県で東京都と埼玉県みたいな位置関係にあります。

それでなんとなく終点まで行ってしまおうかという謎の衝動にかられ、ずっと船に乗り続けました。一時間ほどで到着。

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船着き場は大勢の人。通りにでるとすぐ商店街でした。

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時計塔の上にはノンタブリーのシンボル、鶏のオブジェ。

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船が到着する時から気になっていた川沿いの木造の建物。行ってみると博物館でした。入場無料。ということで入ってみることに。

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この趣のある建物は、もとはノンタブリーの県庁だったそうです。その後王族用の学校になり、現在は県の文化財として保護されているようです。廊下は歩くとギーギー音がする。なんとなく懐かしさを感じます。

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展示物はノンタブリーの産業のひとつ、素焼きの陶器類が多い。王室御用達から庶民の土鍋まで。

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伝統芸能の影絵、ナンヤイ。これはタイの鬼神、ヤックの画かな。

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博物館を出て商店街を歩くとミニチュア動物の店。可愛い。よくできてる。欲しくなったけどうちには飾るところがないので我慢。

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大きな市場に出ました。市場を見ると気分が上がる。迷わず突入。

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何でも安い!色々買いたいけど帰路のことも考えなければ。夕飯用にフライドチキン購入。一皿30バーツ(100円)。お店のおばちゃんが食べやすい大きさに切り分けて袋に入れてくれました。

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市場内の食堂でカオマンガイのランチ。こちらも30バーツ。鶏づくしの一日となりました。

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また船にのってバンコクへ戻ります。川沿いの街灯にぶら下がっているのははドリアンのオブジェ。ノンタブリーはドリアンの産地でもあるのです。

気まぐれで出かけた船での遠足。ホテルラウンジので読書はどうなったんだ。しかし言うまでもなく、こちらの方が楽しかった。(2013年撮影)

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