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長編小説 ラブ・ダイヤグラム

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OLから、とある業界に転職した女性の話です。 実話ベースのフィクション小説で、どうしても世に出したかった物だったのですが、落選しました。仕事モノの内容です。 21話にて一先ず休…
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#私の作品紹介

バス運転士人生、始動【小説】ラブ・ダイヤグラム21

本編の前に前書き こんばんは。 栢山野RJで御座います。 日頃私の拙文にお付き合い頂き、 …

鏡に映ったプロの人【小説】ラブ・ダイヤグラム20

週明け、本社にて 入社前の必要書類の提出他… その他色々する為に、 電車で小野原駅までやっ…

止めども無く、変な汗が【小説】ラブ・ダイヤグラム19

あらすじ ようやくバス会社の入社試験まで こぎつけ「蛸壺」と呼ばれる難関科目に、同期らと…

「蛸壺」には魔物が潜む【小説】ラブ・ダイヤグラム18

あらすじ バス運転に必要な「大型二種免許」を取得し、 会社の入社試験を残すのみとなった愛…

ケジメを付けに、田舎まで【小説】ラブ・ダイヤグラム17

あらすじ バス会社の運転士養成制度で 無事、大型二種免許を取得した 愛であったが… 安心し…

あなたのバスには乗りたくない【小説】ラブ・ダイヤグラム16

あらすじ 教習時のストレスで とうとう騒ぎを起こした、 同期の冬木を宥めた愛。 話の流れ…

飲んじゃうか、コンビニ前で 【小説】ラブ・ダイヤグラム15

あらすじ 教習もついに技能教習に入り、 バスのハンドルに触った愛であったが、初日からいいトコ無しのコテンパンにやられてしまった。 おかしい…こんな筈では… 思わず放心状態になる愛に 現実逃避の暇も与えず、 次の教習の時間は 無情にもやってくるのであった。 本文 初日の教習は地獄の四丁目辺りまで 連れてかれたような内容で終えた私だったが、 次の日、その次の日も、間を一切置かずに 予定を入れられるギリギリまで教習を詰め込んだ。 時間を置くと、行くのが嫌になってしまい

曲がり方…教えて下さい…【小説】ラブ・ダイヤグラム13

あらすじ バス運転の教習初日を迎える事となった愛。 前日、教習所の休みを利用して 趣味で…

それでも私はレトロを探してしまう 【小説】ラブ・ダイヤグラム12

あらすじ 覚悟はしていたものの、愛の想像通り バス運転の為の免許である大型二種教習は 厳…

大男の居る風景 【小説】ラブ・ダイヤグラム⑩

あらすじ ついにバスを運転する為の 「大型二種免許」を取得するべく、 教習所に通い出した愛…

9分丈ドライビング 【小説】ラブ・ダイヤグラム⑨ |大型2種教習所編

あらすじ ダンプ運転士を辞め、いよいよバス運転士養成制度を利用して「大型二種免許」を撮…

【小説】ラブ・ダイヤグラム⑧ クレージーキャットとマンハッタン

あらすじ ダンプの仕事を辞め、 バス会社に入社する事を決意した愛。 送別会ではつい人前で…

【小説】ラブ・ダイヤグラム⑦ スイカと涙

前書き メニュー欄の使い方が漸く(遅すぎる) 分かってきたので、折角なんで有効活用しなが…

【小説】ラブ・ダイヤグラム⑥ 川遊び

小野原は私の故郷の街だ。 正確には「だった」の方が正しいかもしれない。 中学時代の3年間家族で 暮らしていた事があるだけの街だった。 その前も、中学卒業後のその後も、 転勤の多い家の事情があって 別の所で暮らしてる。 引越しの多い事は今でも変わらないらしい。 親も、弟も、現在はまるで別の土地に 居を構えているので、小野原には もう私の「実家」は存在しない。 そんな風に、小さい頃から 引っ越しを何度も経験しているので、 人から「田舎はどこ?」と聞かれると 少々困ってしま