2歳息子の集中力(?)が異様だった。
昨晩、2歳息子が異様な雰囲気を醸し出していたので、今回はそのことについてnoteにまとめます。
夜なのに息子がまだ起きている
いつものように会社から帰っていると、奥さんから「いまどのへん?」と連絡が入りました。その時、21時頃。
ちょうど電車の最寄り駅につく頃の連絡だったので、てっきりぼくの"乗り過ごし"を防ぐために連絡してくれたのかと思いましたが、ちょっと様子が違いました。
「息子のお風呂、入れてくれる?」
2歳の息子は、普段遅くとも18時頃には奥さんと一緒にお風呂に入っていて、21時にはもう寝かしつけている頃です。
それなのに今日は、もう寝る時間なのにお風呂にすら入っていませんでした。
(これは、奥さんに何かがあったんだ、、、)
奥さんは、これまで何度か、一日中息子の相手をしてしんどくなってしまうことがありました。だから、嫌な予感がしたので急いで帰宅しました。
(息子よ、どうか良い子でいてくれぇ!!!!)
異様な奥さんと異様なほど元気な息子
家に帰って、急いで奥さんの表情を確認すると、奥さんは一人でリビングのソファに座ってくつろいでいた。
「あ、おかえり〜。」
奥さんは、"!"で表現するほど上機嫌ではないけど、そこまで深刻そうでもなく、どちらかというといつもの様子でした。
息子はというと、もう21時なのに、ぼくと遊ぶために遊び部屋に引き込もうとするほど、めちゃめちゃ体力が有り余っている様子でした。
奥さんに何があったのか聞くと、
「何度もお風呂に入ろうって誘ったんだけど、無視されたんだよねー」
この"ー"が物語る雰囲気が恐ろしかった、、、いつもは温厚な奥さんなのに、今日は平静を装いながらも背中から異様な雰囲気が溢れていた。
息子をお風呂に誘うも無視
二人の様子を確認した流れで、すぐさまお風呂に入る準備に取り掛かりました。
準備が終わり、息子にお風呂を誘うと、
「ばしゅっ!ばしゅっ!」
どうやら、息子が手に持っている"トラムバス"のミニカーで一緒に遊んでくれと要求しているようでした。
しかし、もう寝る時間も過ぎている。息子は、お風呂に入らないと、眠気も来やしない。そこで、"トラムバスを持ってお風呂に入ろう"と誘いました。すると、
「ふんっ!!(笑)」
首を横に振り、鼻で笑われました。どうやら、断られたようです。
その後も、目の前のトラムバスで遊ぶことに夢中で、どんな声掛けも、肩ぽんぽんも無視。誘うたび視線は動くので、聞こえてはいる様子。
(これでは、奥さんが息子に嫌気がさしてしまうのも無理はない。)
もうキリがないので、やむを得ず、息子を抱きかかえ、お風呂場まで走り抜けました。
お風呂に入れた。でも上がれない。
二人でお風呂場にいくと、息子はまだ若干ダダをこねていた。
「あっちぃぃぃ!あっちぃぃぃ!」
浴室内のドアの方を指差し、浴室から出たそうな様子でした。
せっかく入るお風呂だし、楽しんでもらおうと、お風呂用のおもちゃをいつもより少し多めに出して、一緒にお風呂に入ることに成功しました。
でしたが、結果的にこれはある意味失敗でした。気持ちよくお風呂に入れることはできましたが、一向に上がる気配がありません。
息子はひたすら、両手にコップを持ち、右から左へ、左から右へと、お湯を移し替え続けます。
子どもってほんとにすごいですよね。大人からすると、単にお湯を移し替えてるだけのように見えるのに、それをひたすら純粋に楽しんでいました。
(会話ができれば、この遊びのどこが楽しいのか聞けるのになぁ)
そんな思いを抱きながら、尊い目で息子を見ていた。
、、、というか、それどころではない。早くお風呂から出さないと、息子の寝る時間が減ってしまう。早くしなければ、、、!!
浴槽の中のおもちゃを一旦浴槽の外に出し、息子が浴槽から出たがるのを待ちます。そうして浴槽から上がり、おもちゃに気を取られている間に、濡れた体をササッとタオルで拭き終えました。
ぼくが浴室のドアに手をかけようとすると、息子は思い出したように、
「あっち!あっちぃぃぃ!」
こうして、お風呂から出るともう22時前でした。帰宅してから、あっという間に約1時間。
もともとやろうとしていたことは、"息子をお風呂に入れる"こと。
このたった一行にまとめられることでも、子どもと接することは、一行では語りきれないほど考えるべきことと、取るべき行動が詰まっているんだなと、改めて感じました。
〜おまけ〜
息子がいくつになっても、この大変さは変わらないんだろうなと思います。
ぼくは仕事をしながらの子育てなので、家族と接する時間が限られています。だから、できるときにやるべきことをやっていかないと、奥さんの苦労に共感できないので、もっと頑張らなきゃなと感じました。
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