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「素晴らしい先生」は日米一緒だなと思った話

こんにちは。アメリカ在住2年目 主婦Kayです。

こどもたちが楽しそうなアメリカの学校で、
「先生たちの余裕」を支え、
コミュニティを作っている「学校ボランティア」
が日本でも広がり、
愉しい学校が増えると良いなと思い、
アメリカでの学校ボランティア経験について
発信しています。

今日は、日本、アメリカで素晴らしい先生に
出会った経験について、書いてみたいと思います。

転入生を受け入れる際に触れた
先生の「優しさ」や「配慮」。

先生の「優しさ」がクラスの
こどもたちの「優しさ」に繋がり、
クラスの雰囲気にも繋がるのだなと思いました。
先生の背中をこどもたちはよく見ているなあと思います。

そして、これは、アメリカでも日本でも
変わらない、一緒なのだなと思います。


1.日本の体験入学での経験

今日本に一時帰国しており、
娘が夏休み前の今日まで体験入学をしています。

登校初日、学校にいくと、昇降口のクラスの
靴箱に、娘の名前のシールが貼ってありました。
クラスにいくと、ロッカーにも娘の名前が
書いてあるのです。

緊張でがちがちだった娘の表情が
パッと明るくなりました。

当日の学活の時間には、
自己紹介の機会をもらい、
みんなで娘の好きな遊びをしてくださった
のだそうです。短期間の体験入学にもかかわらず、
クラスに入りやすいようしてくださった
気づかいがとても嬉しかったです。

そして、クラスの子たちも、先生に習って、
色々と優しく教えてくれたり、可愛いお手紙を
くれたりするそうです。

娘のクラスには何人か外国から日本に移住
している子もいて、日本語がまだあまり
話せない子も、娘のところにきて、
娘の好きなキャラクターのばんそうこうを
くれたりと、交流しているみたいです。

あっという間にクラスになじみ、
毎日お友達と遊び行く娘の姿をみながら、
先生の優しさに感謝しています。

2.アメリカ現地校での経験


実は、息子のアメリカ現地校の先生も、
息子の受け入れ時に同じように、
優しい気遣いをしてくださった先生でした。

日本から、ほぼ英語ができない状態で
高学年クラスにやってくる息子へ、
事前に、クラス全員の笑顔の写真と
こどもたちのWelcome Note(歓迎の手紙)で
一杯になった息子の机の写真を
送ってくださったのです。

その時の息子のはにかむような笑顔は
今でも覚えています。

そして、息子の得意なサッカーを
体育の時間にやってくれたり、
得意な算数で発表の機会を作ってくださったり、
日本が好きなクラスメイトと遊びにいっては?
と紹介してくれたりと、
様々な気遣いをしてくれました。

先生がそのような「優しさ」をもっていると、
クラスのこどもたちにも伝播し、
皆、優しく息子の存在を受け入れてくれました。
Apple Watchで翻訳しながら、息子と話したり、
プロジェクトのやり方を教えてくれたりする
子がいたり、涙がでる程ありがたかったことを
覚えています。

緊張で一杯だった息子も、
そんな優しいクラスの中で、友達ができ、
今では学年相当レベルの英語を話せるようになりました。


転入生の受け入れ時、
先生が転入生を「優しく」受け入れ
サポートすることで、
こどもたちも同じように優しい対応が
できるようになるのだなと、実感しました。

そして、そんな素晴らしい先生の対応は、
日米文化や学校の仕組みが異なったとしても、
全く変わらないのだなと気づき、なぜだか
嬉しくなりました。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また来週金曜日に。
みなさん、よい週末、そして夏休みをお過ごしください。


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