胸つぶしてワクワクしてたら、首から上がゆるふわカール女子で泣いた話





久しぶりのお外。1年ぶりの病院。

あな恐ろしや、産婦人科へ。




生理前、元から少ない女ホルモンが枯渇したのか
男性化・おっさん化を通り越して、
今にもゴジラに進化して世界をケチョンケチョンにぶち壊す寸前だったため、

産婦人科(きらい)の受診を決定。


コロナ禍で約一年 病院を避けてたけど、もうむりだ。
自分のアタマや体や痛む子宮をぶん殴って、
ゴジラにならないようにしてたからさ、
知らんけどもうだいぶ前に限界きてたんやね。


さて外。
外の世界に興味向くことないんだけど、
外に行かねばならぬ。

いつものスーパーならてきとうでいいけど、
看護師や医師という人間に、
自分のしてほしいこと、あったことを忠実に伝えなくてはいけない。

自分がして欲しいことこそわかんないタイプで、
今までどう調子悪かったかなんて多すぎてわかんねぇていうかほとんど今までの記憶なにもねぇ勢の自分には 、ハードルが天国まで突っ切って逝っちゃってるくらい高い。(つたわる?)
無理だけど、上手く喋れないし、絶大なストレスで行きたくもないけど・・・もう無理なんだ死ぬ、それか自分かだれかを殺してしまう。


なんとか。行こう。




外や外の人間が怖いから、

弱気な自分で挑めないから、

さあ、外面を、作り上げよう。


外を歩いていて、

人狼とバレない、
「ふつうの女」を作ろう。

発達障がいもうつもLGBTも理解の得られない、
カミングアウト=攻撃される人狼は、人狼らしく、一般市民にならなきゃいけない、常識よね。

周りの人間や人徳によるのだろうけど、
クソ田舎のクソ冷酷な土地でのカミングアウトは自分殺すだけだったよ。なんの価値もなかった。

人狼として生活してすっかり慣れた

好きではない億劫な化粧行為と、

清潔で好感がもてそうなシンプルな服装で、
擬態をはじめた。



どうも、
女が多くいるところは だみだ。

女はとても怖い。とっっ

ても。

自分にとって女とやらは、種族が全くちがう。
かつ理解が難しい生物。
感情がコロコロ変わるし、
目つき、まばたき、口元の動作や姿勢、声の音階の情報量が多いから疲れる。半径1mにいると勝手にその情報入ってくるから、しんどい。
アスペルガー大盛りな解析分析マンだからか、
なんやこいつ意味がわからない。情報過多。ムリ。ってなっちゃう。

相手の顔色キャッチして脳内フル稼働になって、
これが最善か?何かしなければ?自分は相手の気を損ねないよう笑顔でいなきゃ??!??!ウワァー

となるのは、
きっと毎日ヒステリーだった毒親のせい。


相手が1番、自分は1000番♪(カステラのメロディで)なの、ホントやめられなくて困っちゃう。辛い

女=恐怖の対象、暴力なイメージも毒親が起因やね。


自分がしたいこと、嬉しいこと、好きな人、

何一つ「わからない」体で育つと思わなかったな



そんなこんなで、これから一切隙を見せられない戦場へ行く準備ができた。



今日はちがう自分で戦いたいから、
あと久々の外出をする勇気になるように、
ナベシャツ(胸元がコルセットみたいになってる、胸を小さく魅せるタンクトップ)を


着ちゃおう。


胸が、薄い胸板に変わった。
いつもはご立派な女体ボディーで目を背けたくなる鏡も、
今日は機嫌よく見れる。最高だ。かっこいい。


顔を見た。
ゆるふわカールが似合う、
童顔で丸顔で女顔の自分がいた。

「きっんもっ」

声出た。


胸は無くしたのに、
長い髪がとてもよく似合う女の顔があって、泣いた。髪型似合いすぎに気づいて表情が苦痛と嫌悪感でいっぱいになった。
自分に大事な人殺されたんか?っちゅーくらい。ごみを見る顔してたね、まぁごみだけども。

風呂上がりにぐちゃぐちゃに髪を結んでたから、
いい感じにゆるふわカール女子になってしまってたわけで。アウチ。完璧なカールだったよ、オイラのくせ毛&猫っ毛くん。まじ女だった。ヒェッ。

これからの最優先事項は産婦人科でも精神科でもねぇ、美容室だ。そうだ。美容院へ行こう。
冬前にしばらく暇だろうから久しぶりに髪育てるか~と思ってたけど油断した。
自分は女くさい長い髪やメイクが似合いすぎて、内面には似合わなさ過ぎて、ゲボ死にたくなるタイプだった。自殺点、100点満点ね。
認知症と似た脳みそっぽいからさそういう後悔の記憶なかった。てへ。なんなら嫌なこと以外の記憶ないわ。てへへ。

髪が長いのは、年に1~2回あるかないかの女装したい日だけでよし。ウィッグ被っとけ。
あとはもう男より短い髪でいよう。うん、そうしよう。って言って明日には忘れるからどうしようかな。まいっか。


えー、

今日は。


女の顔で死に、
産婦人科で死に、
買い物で死にdayでした。
産婦人科は帰路で「ドヒェーーードヒュェーーー」って過呼吸と兼業して大泣き隠せなかったくらい地獄デシタ


女じゃない人間(?)の
産婦人科、と書いて死にたくなる地獄の体験談を
明日か今年か再来年くらいに書こうかな。
(無事ぼっこ挿れられた、医師がorzだった模様etc)



まじ、女、ムリ。



もう今日は嵐のDVD観て泣いて朝寝しる。



しばらく人間演じられるようになるまで


人間、辞めます。

発達障害やLGBT、毒親毒家族のことなど、コロナ禍でさらに孤独だったり息苦しい少数民族代表として書き遺して逝きます。