見出し画像

気合いを入れるには、まずたった1つ。それからもう1つ

 気合い。気合いだ。それがあればなでもできるような気がしてくる。ちょっとの無理そうなことでもチャレンジすれば成功できるように。気合いは精神論だけど、その精神は紛れもなく私たち1人1人のものだ。だから気合を入れるということは確実に、私たちは少なくとも自分の未来を切り拓いていくことになる。

 気合いの入れ方は簡単だ。力を込める? 声を出す? 何かもので釣ってもいい。お金がもらえるとか、望むことができるとか。
 でももっと簡単なやり方がある。

 それは未来のことを考えないことだ。つまり、先のことを気にせずにやってしまう。やってしまおうとする。これだけで気合いがはいる。というよりも、気合いを入れなければ、到底やっていけないはずだ。
 もちろん、考えないのは先のことだけである。結果がどうだろうとか、成果が出せそうにないとか、この先どうするのかとか、そんなくだらないことは忘れていい。
 でも、「後」のことは考えた方がいい。後先考えないという言葉があるが、その「後」だ。むしろそれだけは、安全策として考えておかねばならない。セーフティネット。そういう準備は必要だ。気合を入れるとは、ただの精神論ではないのだから。それは立派な作戦なのだから。
 気合を入れて何かを成し遂げるというのは、そういう立派な戦略である。でもそのためには先を考えず、しかし後を考えねばならない。やったあとのことを。それでこそ、気合を入れて物事に取り組むかいがあるというものである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?