今回のおすすめ本 香住泰『幸せジャンクションーキャンピングカーが運んだ小さな奇跡』
みなさんこんばんは📚
今回おすすめするのは、香住泰『幸せジャンクションーキャンピングカーが運んだ小さな奇跡』という本です！
本作は主人公の浜浦の勤めているとある運送会社が倒産するところから物語が始まります。職を失い途方に暮れていた浜浦ですが、とある人物にキャンピングカーを譲られます。これを契機として浜浦の不思議な出会いが続く三泊四日の旅の幕開けとなります。
浜浦がキャンピングカーを手に入れて最初に出会った女性二人が、この旅を広げていくことになります。本書の帯にも書かれていますが、「人助けの旅」となっています。浜浦の言動がとても示唆に富んでいるものであるため、登場人物たちとの交流がより深化していると感じます。みなさんも浜浦と一緒に旅をしてみませんか。
ぜひお手に取ってお読みください☕️
読後感想
本書を読み終えて感じたことは、人生の分岐点にはそれ相応の意味があると思い込んで行動することが重要な場面があるということです。本作冒頭で浜浦は会社が倒産してしまい働き先を失ってしまいます。私が同じ立場ならクヨクヨして悩みや不安で生きることがしんどくなっていたと思います。浜浦もそうした不安はありましたが、行動した結果キャンピングカーを入手することになったり、先々で出会った人と交流を深めていくことにつながっています。
悩みや不安がある時、一人で抱え込んでしまったり、家にこもっていたりする人が多いのではないでしょうか。そんなときは何でもいいので、何か理由をつけて外に出てみてください。同じ場所で長時間考えていると発狂してしまいますし、そうした状態が癖になってしまいます。一度考える場所を変えてみると新しい発見があったり、新たな出会いがあるかもしれません。
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