人間働かなくては生きていけないがそもそもそこまでして生きる価値がこの世界にあるのかという抜本的疑問に今日もまた打ちのめされるのである。
日本の平均残業時間は四十七時間だそうだ。
別ソースだと二十四時間だったり十時間だったりするから正直あてにならん数字だが、ともかく五十時間近い時間外労働をしている人間が数多くいるというのは間違いない。現に俺の上司は朝から朝まで働いている。昭和の世界だ。南無。
そうまでして働く必要はないのではと思う一方、働かなければ金は入らないし、誰もが望む仕事に就けるわけでもないとシビアな現実に直面している。全人類に職業選択の自由が与えられたら文明の崩壊が起こるだろう。故に人類の大半は使役されて生きていかねばならない。民主主義とはなんなのか考えさせられる。
まぁしかし、俺を含め市民というのは腹が膨れりゃ文句はないんだ。酒と肴にありつける今の待遇にひとまず感謝しておこう。
いつまで生きていられるか知らんが、せめて死ぬ間際まで、酒に欠かない人生を送りたいものだ。
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