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不動産部1年目社員が挑戦!課題解決のプロセスを学ぶプロジェクト型研修

皆さん、こんにちは。加和太建設 広報担当の池田七瀬です。以前noteでも取り上げたKAWATAアカデミーをはじめ、弊社では、社内に学びの場を設けています。

また部門ごとにも、学びの場を設けており中でも今年からスタートした取り組みを今回は紹介します。

新入社員が自ら課題を発見し、解決案を会社に提案

不動産部では、新卒者を対象に新たな取り組みをスタートしました。1年目の新入社員が日々の業務の中にある課題を発見、設定し、その課題解決のための実行プランを役員部門長の皆さんに提案し、実行していきます。

本プロジェクトの目的は、課題解決のプロセスを理解するために新たなマーケット検討や業務改善の方法を学ぶことです。また、新入社員1人につき、
不動産部の先輩社員が1人ずつメンターとして伴走します。今回は、12月に行われた最終プレゼン発表会の模様を紹介します。

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不動産部1年目の皆さん

最終プレゼン発表会の様子

役員部門長の皆さんにもお集まりいただき発表会は行われました。1人の持ち時間は10分程度用意されパワーポイントの資料を用いてプレゼンを行います。

専用人員の雇用で売上アップ!|阿部 千夏さん

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トップバッターを務めた阿部さん

阿部さんは、配属後の自身の経験をもとに業務の洗い出しを行い、課題を設定。日頃の業務にかかっている時間を振り返り、かかっている時間を提示しました。その改善として人員強化により事務サポート体制を強化することで、売上向上につながることを具体的に提案していました。

日頃行っている業務の時間を見える化し、それを、お金に換算することで具体性がある発表でした。

法人営業を強化し売上アップ!|鈴木 杏佳さん

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力説する鈴木さん

鈴木さんは、過去のデータから成約率に着目し課題を設定。なかでも法人契約は、個人契約に比べ高い成約率を誇るため、売上アップには、法人契約数を増やすことが必要だと提案。

そのための施作として、法人営業の仕組みづくりや、建設会社の魅力を活かした営業方法などの提案を行いました。

誰もがぶつかる壁「電話対応」の苦手意識を払拭!|狩野 翔さん

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自身も電話対応苦手だったと語る狩野さん

狩野さんは、アンケート調査の結果をもとに若手社員の多くには、電話対応が苦手な社員が多いことに着目。また、SNSの普及により電話の使用率が低下している社会的背景に加え、改善策も「慣れる」としかされていない現状を指摘。

そこで狩野さんは、なぜ苦手意識があるのかの要因を社会的要因・業務的要因・個人的要因にあると提示。それらの改善に向け、フォロー体制の整備や
テンプレートの作成
などを提案しました。

LGBTQに寄り添う賃貸仲介|大野 穂乃歌さん

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不動産業界全体から課題を設定した大野さん

大野さんは、社会課題のなかでもLGBTQの方のお部屋探し問題に着目。仲介業者の大きな役割の一つである「ニーズを引き出し物件を提案する」ことにおいて、さまざまなバックグラウンドを抱えた方に対する理解力・対応力がなければ、顧客離れ・満足度の低下が起きると指摘。

また、静岡県のパートナーシップ制度の導入や不動産業界でもLGBTQ向けのサービスが出始めているにも関わらず課内で対応方法が確立されていないことを問題提起。

具体的な解決に向けて、まずはLGBTQについて知ることから始めるのが重要という提案をし、スタッフ向けのセミナーを企画するところから実施していきたいという提案でした。

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フィードバックを下さる鈴木専務

他の事業部との協力の仕方、別の方法の提案など役員部門長の皆さんの視点でのフィードバックも送られました。

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総評を述べる河田社長

最後には河田社長から総評を述べていただきました。すぐに自身として取り組めるものは取り組んでほしい。やこれからも継続して、業務改善を行うようにコメントをいただきました。

メンターを務めて|白井 美来さん

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大野さん(左)のメンターを務めた白井さん(右)

大野さんのメンターを務めた、不動産部PM課の白井 美来さんにお話をうかがいました。

--メンターを務めてみていかがでしたか?

彼女のテーマはLGBTQの方々についてでしたが、私も関心があることでした。過去、接客をしていてLGBTQの方のお部屋探しをお手伝いし、その時は、ご希望に沿うお部屋探しができなかったことがありました。

--大野さんを数ヶ月間見ていて変化はありましたか?

今回のフィードバックで皆さんに褒めていただいた点であるこの取り組みが、会社としてどういう意義があることなのかのように1つの取り組みを、より大きいものに結びつける力は、今回の活動を通して身についた点だと感じています。

--このプロジェクトの良い点はありましたか?

普段は、業務を優先してしまうので、プレゼンをして改善を大幅にしていくことはできていませんでした。しかし、こうした取り組みをして、こうあるべきというイメージを共有することは非常に重要だと感じました。

白井さんありがとうございました。皆さんのプレゼンが、ここまで完成したのもメンターの皆さんの力添えがあってこそです。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、不動産部の課題解決型プロジェクト研修について紹介しました。改めてこうした時間をとり、提案の場があることで
より日々の業務が効率化されていくのではないかと感じました。

引き続き今後も、加和太建設内の取り組みをnoteで紹介させていただきます。





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