見出し画像

旧社屋の解体がスタート!新入社員、解体工事を学ぶ!

皆さん、こんにちは!
加和太建設 広報担当の池田です。

先日、約40年の歴史に幕を下ろした旧社屋。解体イベントを行い、地域の消防・警察の方にも訓練場所として使用していただき、ついに解体作業が始まっています。今日はそんな解体工事現場を、4月に入社した新入社員たちが見学、座学学習を行うということでその様子をお伝えします。

解体工事現場に実際に行ってみる…!

解体工事を担当する新卒4年目の嘉藤 翔太さん(建築部)

本日は、本解体工事を担当している嘉藤さん(建築部)にご案内していただきます。嘉藤さんよろしくお願いいたします!

5月25日時点の半壊状態の旧社屋

ゲートをくぐると、すぐに半壊状態の旧社屋が見えました。2週間程度でここまで壊れてしまうとは驚きです…。

4月末時点での旧社屋

まずは解体業者さんに建物の構造、解体の進め方などを説明していただきます。

解体現場で徹底すべきことなどもお話いただきました

残置物の処理、内装解体などを経て、こうした構造の解体に移るそうです。できる限り分別してリサイクルするため、種類ごとに分けて解体を進めていきます。また、なかにはアスベストやフロンガスなど危険なものが含まれている場合もあり、気をつけるべきことは多数あります。

解体業者さんのお話を聞く新入社員たち

新入社員から、「壊し方は何通りぐらいありますか?」と質問もでていました。解体業者さん曰く「建物に全く同じものがないように、壊し方にも同じものはほとんどありません。周りの環境や建物状況にもよります。」と分かりやすくご説明いただきました。

詳しく、丁寧に説明してくださる解体業者さん

しばらく解体の様子を見ていても、音や振動がとても伝わり大迫力でした。また、散水を行い飛散防止に努めている様子も見受けられました。

水を出し、ほこりなどの飛散防止をします

先輩に基礎から教わる座学学習

現場見学後には、嘉藤さんより解体工事について座学学習の時間を設けていただきました。

解体工事についてわかりやすく解説してくださった嘉藤さん

解体工事の進め方だけでなく、実際に監督をしていて気を使う点や必要書類についての解説など、実務の部分についても詳しく解説いただきました。

解体工事以外のことについても、新入社員に優しくレクチャー

現場監督をしていて、第三者、周辺環境への気配りは徹底していると語る嘉藤さん。現場にいると周辺や地域住民の方から期待の声をかけていただく機会も多く、そうした期待を裏切るようなことを絶対にしてはいけないという思いから、第三者、周辺環境の気配りは欠かさないそうです。

参加した新入社員にもお話をうかがいました。

応援してもらえる現場監督に|山田はなさん(建築部)

初めて解体工事を目の当たりにした山田さん

--解体工事を間近で見ていかがでしたか?

解体工事を生で見たことがなかったのですが、規模感、迫力に圧倒されました。また、少しの間ではありましたが、内定式・入社式などで社会人生活をスタートさせた場所だったので、少し複雑で寂しい気持ちもありました。

--印象に残った学びは?

解体業者さんのお話の中では、特に崩し方の話が印象的でした。解体=壊すというイメージしかなかったため、崩し方にもさまざまな方法があることは新たな発見でした。また、アスベストの処理方法や、現場での歩き方など安全面が徹底されていました。

嘉藤さん(左)に積極的に質問していた山田さん(右)

嘉藤さんのお話の中では、第三者、周辺環境に気を配った対策をして工事をしているというお話が印象に残っています。自分達が頼まれた作業だけをすればいいわけではなく、関係する方々のことまで考え工事をする必要があると感じました。また、建設業はどうしても騒音や揺れが発生してしまうので、信頼関係を構築し、応援していただける現場監督になっていかなくてはいけないと感じました。

山田さんありがとうございました!今回の学びを活かした、山田さんの活躍に期待しています!

最後に

全社見学会も営業・土木・不動産などさまざまな部署から参加

いかがでしたでしょうか。今回は新入社員の本社解体見学勉強会についてご紹介しました。また、別の日には、全社員対象の見学会、建築部員対象の見学会を行うなど、さらに学びの機会を増やしています。引き続き加和太建設公式noteでは、学びの取り組みについて紹介させていただきます。


この記事が参加している募集