【日記】島根県の「ブックセンタージャスト大田店」に行ってきました!
先週末の土日、島根県に行ってきました! 土曜日の夜の飛行機で羽田を出て、日曜日にすぐに帰るという弾丸旅行。
いやー、でも、一瞬だったけど、ほんと、楽しかったなあ。自然がたっぷりで、ごはんもめちゃくちゃおいしくて。
滞在時間が短かったので、今のうちに島根グルメを食べ尽くそう! ということで、出雲市に到着してすぐに、のどぐろが有名なお店へ。
やってやりました、やってやりましたよ、のどぐろ祭り! へへーん! 皮がこんがり香ばしくて、おいしかったなあ。
地魚の盛り合わせとしめさばも!(食べすぎ)
それから、おつまみに和牛と、地元の名物だという「赤天」(写真左)も頼んでみました。ちょっとピリ辛の練り物を揚げたものらしく、これがまたうまい! いくらでも食べられそうな味。
しじみ汁も名物らしく、お店の方が運んできてくださった瞬間にしじみの香りがふわっとして、ふだん食べているものより味が濃い気がしました。
日曜日は早朝にホテルを出て出雲大社に。自然がたっぷりで気持ちのいい空間でした。しめ縄の迫力すごかったー!
さてさて、そんなわけで猛スピードで出雲市を遊び尽くしたわけですが、今回の旅の目的はそれじゃあございません。
出雲市駅から特急に乗り、30分ほど。島根県大田市にある「ブックセンタージャスト大田店」さんにお邪魔したかったのです!!
じゃじゃーん!!
『元カレごはん埋葬委員会』をたくさん応援してくださった書店員さん・島田さんと! やっとこられたー!! と感激でした。
というのも、島田さんは、『元カレごはん埋葬委員会』のゲラを読み、
と、とっても素敵な感想を送ってくださったのです。はじめての小説出版で、不安でしょうがなかった私は、いただいた言葉をお守りがわりにしていました。
さらにさらに、『元カレごはん埋葬委員会』発売後には、
なんと、掲載されているレシピを自宅でつくって、それをまとめたメニュー表まで展示してくださったのです!!
このメニュー表を見て「面白そう」と思い、本を購入してくださったお客様も多かったようで、もう、どれだけ感謝すればいいやら……!! 私自身も書店で働いていたことがあるからこそ、「え……? こ、これは現実……?」と、驚きと尊敬が交互にやってきて大変でした(書店員ってマジで忙しくて、やることが多いのよ!!)。
広々としていて、面白そうな本がたっくさん並んでいる店内。
このPOPだらけな感じ、本当に好き! めっちゃわくわくする! そして、どうがんばっても死ぬまでにこの世のすべての本を読みきるのは不可能なのか……という現実に絶望する! 精神と時の部屋に入ってひたすら本だけ読んで過ごしたいよ。
島田さんの愛あるコーナー。それぞれの作品に手書きPOPがあり、読み応えたっぷり。何時間でも過ごせそう。
そしてなんと、ふと見た今週のベストコーナーで……
ん!? んんん!!!!?
14位に『元カレごはん埋葬委員会』がある!!!
やったー!!! 思わず記念撮影してしまいました。買ってくださった方、本当にありがとうございます!!!
年度末に「島田賞」も開催されているようで、この棚もながめているだけで最高に楽しい。
こんなきゅんきゅんするレイアウト見てたらさ、
連れて帰らないわけにはいかないよね!!!!
ということで、島田さんのおすすめ本4冊と、一緒に出張にきてくださった編集者・池田さんのおすすめ本1冊をリュックサックにつめこみ、ほくほくと東京へ戻ったのでした。
はあ。楽しかったー!
あっという間だったとはいえ、とっても楽しい島根旅だったのですが、「ブックセンタージャスト大田店」さんは、なんと、なんと、なんと、なんと、2024年3月末で閉店してしまうのだそうです。
【「ブックセンタージャスト大田店」公式HP】
https://www.j-eshop.jp/JUST/shops.html
もーーーー本当に悲しすぎる。
この本屋さんにいると、書店員さんたちの体温が、どの棚を見ても伝わってきて、ただ「並んでいる本」を眺めているというより、人と対話しているような気持ちになるんです。そういう、いい意味での人間くささを感じられて、そのうえで、納得して本を買えるというのは、やっぱり、書店という空間ならではの魅力だろうと思います。
だからみなさん、閉店前に行って!! お願い!! 島根県にお住まいの方じゃなくても行って!!! 実際に自分の目で見て、体験するべきですよ、ほんとに!!!
閉店前ということで、島田さんが店頭で配布していたフリーペーパー「のんびり本びより」のバックナンバーセットももらえるそうです。
はあ、めっちゃ楽しかったなあ。
島田さん、「ブックセンタージャスト大田店」のみなさま、一緒にきてくださった池田さん、本当に本当にありがとうございました!!
素敵なお守りになる記憶が、また増えました。これから先、しんどいことがあったら、この日のことをぜったい、思い出します。