見出し画像

メガネは、軽ければ良いのか?/偉そうな失敗販売員

こんにちは。軽くてビヨーンと曲がるメガネは、見た目にも派手なので、販売員としてもすごく売りやすいんです。ですから最初のころは、これでいっぱい失敗しました(汗)今回は、私の失敗のお話です。

▼目次
・軽いメガネは良いのか?
・存在意義
・まとめ

軽いメガネは良いのか?

お客様のご要望は多種多様です。そのなかでも比較的多いものが「軽いメガネが欲しいんです」というもの。

こちらとしても売りたいですから、最初の頃は「ありますよー」てなもんで、ビヨーンと曲がる、やわらかくて軽いメガネ(※)を結構売っていました。

でも、メガネって前回の記事でも書きましたが、度付きレンズが入った時のことも考えて、フレームを選ぶ必要があるんです。これをやらないと

「出来上がりのメガネが試着の時となんか雰囲気違う」問題を引き起こします。

軽いフレームは、フレームとレンズのバランスが悪くなる事があるんです。フレームは軽いんですが、度数によってはレンズが重たくなってしまい、重心が前にきてメガネがズレるんです。せっかく軽いメガネを買ったのに、結果、ズレるんです。

更に、ビヨーンのメガネは、お顔に合わせて調整することが難しいんです。そのため、ズレやすさを調整で改善出来ません。つまり、ウツテガアリマセン。

売る時にはチョーご機嫌で売るのですが、出来上がったメガネを見ると、お渡しが不安になるんです(汗)。結局、返品や交換になることもありました。経験不足による大失敗です。

※ ビヨーンと曲がる、やわらかくて軽いメガネとは、ツルの部分に芯が入っていない、ウルテムなど樹脂系のメガネのことです。お顔にそって曲がるのですが、その曲がり具合を維持出来ないため、メガネをお顔に固定することが難しいんです。

存在意義

レンズの種類や度数から、最終的にどんな仕上がりのメガネになるのかは、お客様には想像しづらいですよね。

ですから、お客様が軽いメガネを希望されていても、度数やお顔の形によっては、しっかり調整が出来るちょっと硬いメガネをオススメすることもあります。

こういった、仕上がりのご説明をすることが、販売員の存在意義のひとつだと思うんです。失敗しまくっておいて、偉そうに書いてます。ひどいやつです。

まとめ

軽くてやわらかすぎる靴は、一見良さそうですが、足が固定されなくて疲れます。焼肉屋さんで、肉ばかり食べず、野菜も食べないといけません。すべてはバランスです。

軽いことは悪いことではないのですが、仕上がりを考慮して、バランスの取れたメガネにすることが大切だと思います。失敗しまくって、やっぱり偉そうです。

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!