ボンディ2 カレーな冒険 〜休業中デート
※この日記は(広)は広川太一郎先生、(佐)は佐々木功(ささきいさお)先生の声でお読みいただくと、より一層お楽しみいただけ〼。
(広)「入りづらいが文化にゃ強い」
(佐)(広)「阿佐谷北のバー浪漫社!」
本日、飲食店の短縮営業要請が1ヶ月延長になった。
というわけで、我らが『浪漫社』も引き続き事前のご予約やイベント以外は休業を続けることになった。とりあえずは3月7日まで。
(広)「俺、東京東側は下町出の浪漫社マスター」
(佐)「わたくし、阿佐谷生まれ名門幼稚園出の浪漫社ママ」
ただ、これまでもたとえ休業中でもふたりとも毎日のように店には出勤をしていた。
何度か紹介してきたYouTube Liveをするとか、ウクレレの練習をするとか、しっかりミーティングをするとかいろんな理由はあるわけだが、何よりも店に対する愛着からだ。
しかし昨日ふとふたりで、
「せっかくの休業なんだから、たまには恋人同士のように夕方からどこかで待ち合わせて食事をするのもいいんじゃないか」
ということになった。
昨日の日記でも紹介したように、俺も一時的にながら出勤が再開されたことだし。
(広)「趣味も育ちも違うけど、神保町好きは二人共。詳しいんだなァ、あくどく!」
そこでママは自宅から、俺は職場から、それぞれ電車で1本で行ける神田神保町で落ち合って、カレーを楽しもうということになった。
(佐)「ファンキーの旦那、遅刻したもうな」
(広)「姫様こそしっかりお越しよ」
目的地は「欧風カレー」という“(広)気取りッペ蒟蒻”な呼称を初めて使ったとされる、神保町でも1、2を争う名店『ボンディ』。
というわけで18時にボンディの入る神田古書センターとなりの神保町ブックセンターで無事に合流。
(佐)(広)「二人そろってボンディ2!!」
と、こうなったわけだ。
通常だったら平日の昼でも長蛇の列で30分は並ぶが、さすがにこのご時世もあってかあっさり入れたのは“(広)ラッキーだったりポッキーだったりしちゃったりなんかしてこのちょんちょん”だった。
ボンディといえばまずはこれ。カレーとは別に供されるじゃがいもちゃん。
そして来ましたビーフカレー! ママは中辛、俺は辛口。
“(広)お肉だってばゴロンゴロンだよ刑事ゴロンボ”。グレービーボートからちょっと垂れてるのは“(広)ご愛嬌〜っ!!”
な〜んて俺がせっせと写真を撮ってる間に……
(広)「あ~らたったっ、やってるわあちら」
(佐)「なァに、ホンのライス少なめ苦しゅうない」
というわけで、短くも楽しい、大満足な夕餉デート♡
帰りに中央線が止まっていて総武線で帰ってきたのはちょっとしたアクシデントだったが、店にも寄って帰宅後にかわいい豆まきをした、124年ぶりに節分だった2月2日だったとさ。“(広)このこのこのぉ〜っ!!”
(広)「さて次は、いかなるカレーな冒険にいどもうか!!」
明日は立春。
■オマケ
◎「街を語ろう」シリーズ第1回『御茶ノ水、駿河台、神保町界隈』(GO!GO!ROMANSHA 第3回)
※ママとマスターの界隈のカレーベスト3対決もあり〼
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