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美味しいピスタチオアイスに出会いたくて~レポート~
とうとう出会えた。
ピスタチオ味の濃いアイス!
以前書いた記事のコメントに紹介いただいたパピコ。
あおさん、情報をありがとうございます。
その時は「へぇ、パピコが?」って驚いた。
確認したくて気がはやりましたとも。
以前の記事の後、パピコを手に入れるまでの間に、美味しいピスタチオアイスはないかと次々と試してみていた。
「幸か不幸か」最近はピスタチオアイスブームらしく、次々と商品が出ているようで。知らなかったよ。
でもそれじゃ「幸」じゃないか。どこが「不幸」なんだ。と思われるだろう。
どうやらピスタチオの需要が急に増えすぎているらしくて。
ピスタチオの良さに、多くの人が急に気づいたのか?
それとも私のように、以前から実は欲していた人が多くて、ずっと忍耐強く待っていた気持ちがはじけたのか?
とにかくピスタチオ好きとしては、急な需要や、それによってピスタチオの生産が追い付かなくなるとか、世界中のピスタチオが減ってしまうなんて望んでいない。
みんなで分かち合おうピスタチオ。
絶やすなピスタチオ。
色々と試食してみたけど、それほどピスタチオを感じない物は無理して「ピスタチオ味」にしなくて良いから、ピスタチオの一定数の確保も望む。
では、この二か月ほどで試してみたピスタチオアイスの報告をしていこう。
・濃密ピスタチオ
御覧の通り、アイスバーだ。チョコレートでコーティングしてあり、チョコレートが強い。
ナッツの風味は濃いけど、あくまでも「ナッツ」の風味で、ピスタチオかどうかピンと来ない。
次にちょっとツイッターで話題になり、楽しみにした品。
・ピノ
チョコのコーティングがやはりピスタチオの風味に勝ってしまう。
塩気がちょっと強く感じるのは、ピスタチオ感を出そうとしているのだろうか。食感には気を使っているようだけど、ピスタチオ風味は、まだ足りない。
・ピスタチオケーキアイス
周りのスポンジが、ふんわりした触感と強すぎない甘さで美味しい。このためだけにもう一度食べても良いと思った。
上にかかっているナッツの歯ごたえが楽しい。
ただし、ピスタチオの香りはあまり感じなかった。
・ピスタチオシューアイス、カップアイス
申し訳ないけど、ただのシューアイスに感じた。シューアイス自体は好きなのでこれはこれで楽しんで食べた。
カップアイスの方も、ナッツの香りはするんだけど、ピスタチオの風味を感じられない。それと、ピスタチオの緑ってナッツの中では個性なんだなと気づく。これまで食べたのは、パッケージの写真とは違ったものが多く、ほぼ薄い茶色だった。でも薄い茶色を眺めながら「気持ちが盛り上がらないなあ」と思ってしまう。
同時に、ピスタチオが流行っているのは、どうやら「映え」も一つの理由と知る。ああそんなもののためにピスタチオの供給が足りなくなるとしたら、許せない現象だ。
もう理想のピスタチオアイスに出会えなかったら、ピスタチオソースなるものを買い、それをアイスにかけながら食べようか。ナッツも買ってそれと一緒にアイスを食べようか。
などと夫と話していた。いや夫は私ほど好きではないだろうに、私が巻き込んでいる。
そしてパピコが今年のピスタチオアイスを発売した。別記事コメントであおさんが情報を下さって知る。その日からこの田舎にもピスタチオ味のパピコが来ないかと、夫と日々コンビニをチェックし、とうとう手に入れた。
少し柔らかくなるまで待ち。
食す。
「……!!」
かなりピスタチオだ。
美味しい!
チョコもないから、邪魔する味がない。風味も良い。
「ピスタチオ!」
「美味しい!」
口々に言った後、ふと気になった。
「結局ピスタチオ味って何なの……」
裏の表記を見てみる。
「ウーン」
二人でうなる。
緑色は確かにほしいけど、これを抹茶で出しているの?
そうだとしたら、じゃあニュージャージーで食べたあの緑色は着色料かしらん。あれ。でもパピコにも着色料は着色料で入っているのね。抹茶が入っている意味は何なのだろうか。他のアイスにも入っていたピスタチオペーストは、パピコだとどのくらい入っているのだろう。
……。書いていたらまた食べたくなってきた。
この歳でアイスをしょっちゅう食べるのって、胃にもけっこう負担だし、すぐ体の脂肪になるから少し我慢しなくちゃならないのよね。
しかも一人で両方食べるのは胃にストレスなので、夫と二人でいる時や、一人ならその店からすぐ帰る時しか買えない。
一人でふらりと寄った時に見つけても「あああ…! この後買い物がある。今は食べれない!」と身もだえしながら見送る。
この夏~秋の間に、また見つけますように。何度も。
今のところ日本で私が食べた中ではパピコのピスタチオ味が、一番ピスタチオ風味が強くて美味しい! これにナッツの歯ごたえも入っていたら文句ナシだなあ。
でもピスタチオとは何ぞやかがイマイチわからないので、工場見学ツアーがあったら、是非参加してみたいものだ。パピコの製造作業は見学できるらしいけど、パピコ自体のじゃなくて、ピスタチオ味の。質問も直接聞けると良いなあ。ピスタチオの味をどうやってこれだけほかの商品より出しているのか。企業秘密なんだろうなあ。ああピスタチオとほかのナッツって何が違うの。ピスタチオの香りって何。何を持って私たちは「ピスタチオ味」と認識しているのだろう。
教えてもらってどうするのかって?
ええと。
どうもしません。
ただ不思議だから知りたい。
だってナッツの風味じゃ満足しないんだもの。
「これぞピスタチオ! 美味しい!」って思いながら「これぞ」って何ぞ。って好奇心が刺激されるではないか。
読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。