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映画業界も大変そう~ミニシアター存続を強く訴えたい!~

 いつも読んで下さっている方ならご存知と思うけれど、私はコアな映画ファンではない。でも映画好きだ。映画好きを名乗って良いくらい映画好きだと自覚している。

 「映画好き」を名乗るのに基準なんかない。ただの感情だし自由だ。

 私がコアじゃない理由は、まず、一つ一つの映画を噛みしめて消化するのに時間がかかるし、かけたいから、次々と観られない。
 次に、若い頃は何とか楽しめていたドキドキハラハラものが苦手になってしまった。少しは大丈夫だけど、それはあくまでも自分の中の基準があるので、一概に全部ダメではない。MCU(マーベルシネマティックユニバース)を受け入れられている時点で、似たタイプの人たちからは、「信じられない」といった反応も見られるけど。
 さらに血がたくさん見えるのは恐ろしくて全然内容が入って来なくなる。映画によっては大ダメージを受けて日常生活にまで支障をきたしてしまう。

 そんなだから興味ある映画をどんどん観る! ってできない。
 20歳前後は年に100本くらい観ていたけど、若かったからできたわけで、それでも私にとっては許容量だいぶギリギリ。

 でも一つ一つの映画を目いっぱい楽しむので、興味のあるものはまた観よう! となる。
 夫が50過ぎているので、夫婦50割など活用して二人で2000円くらい。スタンプもためると一回は無料になったりもする。地理上、山越えは大変だけど、そうやって年に20回以上は劇場に観に行くようになった。

 映画愛を感じる映画も素敵だ。
 「ニューシネマパラダイス」や「ララランド」などを観ていると「映画が好きで良かったなあ」と胸がいっぱいになる。
 他の映画のオマージュが見られてもそう思うし、MCUみたいに他のMCUを観ているともっと内容が面白いものは、「観ていて良かった」「もっと面白くなった」と思う。


 何故、長々と書き続けているのかと言えば。

 私程度の映画好きでも、強く共感するところがあったツイッター記事が出回っているからだ。


 わーん! ミニシアターは必要だよー!!!

 たとえば今年に入ってからだけで、「ジョジョラビット」「架空OL日記」「ロングショット」「エクストリームジョブ」を観に行った。「ジョジョラビット」は大手でも上映していたかもしれないけれど、長く上映してくれていたのは、ミニシアターだけだろう。大手シネコンも雰囲気が大好きだけど、ミニシアターはじんわりドラマを感じる地味な映画、大流行しない派手じゃない映画も上映してくれる。子供向けじゃなくても、大衆ウケしなくても。作品として興味深いものであれば上映してくれる。そりゃDVD、ブルーレイ、ネットで観ても良いかもしれない。でもせっかくだから大画面で観たいじゃないか。完全にその世界に入り込むムードに浸りたい時だってあるじゃないか。

 映画好きな人たちのために、上映してくれている映画館自体に映画愛が見感じられて、その気持ちにもほのぼの心温まる。

 
 ミニシアターがつぶれないよう、その存続を願って、ジェームズ・ガンの解雇取り消しを願う署名以来、久しぶりに署名運動に参加した。

 私なんかに力はないけれど、興味ある方がおられたら、どうか「地味な映画だって楽しむ」映画館の文化も存続させるべく、署名運動をのぞくだけでもしてみていただきたい! 

 で、で、できれば署名も……。
 
 そして今日はこの記事を読んで、涙腺を刺激されてしまった。

 みんな、なんとか乗り切っていきたいですね!!!


#エッセイ #映画 #好き #映画業界 #ミニシアター


読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。