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"Content Marketing World 2018の報告会" ISM Content 2018 Sponsored by TRENDEMON 参加レポート

"Content Marketing World 2018の報告会" ISM Content 2018 Sponsored by TRENDEMON に参加しました。

有料イベントなので、印象的だった部分を少しご紹介します。

本イベントはタイトルの通り、アメリカで開催されたカンファレンス「Content Marketing World 2018」の参加者による報告会です。

まず、冒頭に「Content Marketing Worldの歴史から辿るコンテンツマーケテイングの潮流」を、日本SPセンターの三友さんから。

コンテンツこそが顧客の課題を解決する、という出発点から始まった「コンテンツマーケティング」が、カンファレンスで2012年から2018年にかけて発信されたメッセージを発信してきたか、教えてもらいました。

2018年のメッセージは「いかにしてオーディエンスのTRUSTを得るか」。

続いて、Content Marketing World 2018に参加した3人のかたから、それぞれの観点で報告していただきました。

同じく、日本SPセンターの三友さんから、ストーリーテリングが重視される流れと事例の紹介。

事例紹介ではこの仕組み、ニッチなジャンルに特化する「Content Tilt」という考え方を聞きしました。

続いて、クマベイスの田中森士さんも「ジャーナリストのようにStorytelling」というテーマでした。

オーディエンスの信頼(TRUTH)を得るためには、「コンテンツは報道価値のあるものでなければならない」という指摘があり、4つの要素が必要です。

そして、ぐるなびの伊東 周晃さんは、2017と2018の変化に注目して報告してくれました。
マーケターとしては、セールスファネルがオーディエンスのニーズに合致していない点を、コンテンツマーケティングでどう整合するかという話が最高に面白かったです。

コンテンツビジネスを広く考えよう、というヒントでしょうか。

日本と欧米におけるオーディエンスのニュアンスの違いも指摘されました。

一般的にマーケティングファネルは、大きくアプローチしていって絞り込む、いわゆるジョウロ型です。しかし、コンテンツマーケティングは逆ジョウロだといいます。

なぜなら、セールスファネルは、あくまで企業側が消費者にアプローチをするプロセスを図式化したものであり、オーディエンスの動きに基づいたものではありません。

一方、コンテンツマーケティングは、オーディエンスのニーズに基づいて設計されます。直線的ではなく、「ループ」しているといいます。

というあたりで中座したため、パネルディスカッションは聞けず。

togetterのまとめをご覧ください。

なお、このイベントの運営団体、ISMの次のイベントは11月9日に開催される「ISM Open 2018」です。


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