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本はヒント。答えは体験。

とらさんでございます。

今回からテーマが新しくなります。
新テーマは『本』

私、小学校から中学校時代はよくゲームをしていました。
ゲームには攻略本というものがあり、クリアのための手順や武器防具などのアイテム情報、小ネタや裏技なんかが載っています。

この攻略本、
「読みながらクリアする派」と「クリアしてから読む派」がいたように思います。

後者は、やりこみのためだったり、一周目に気づかなかった要素を二周目で楽しむためだったりするのかなと思いますが、
私はというと、いつからか前者の「読みながらクリアする派」になっていました。

ちなみに「読みながらクリアする派」の中でも、「進度に合わせてページを進める派」と「ネタばれ上等、全部読んじゃうぜ派」がいて、私は後者でした。笑

先に攻略本を読むと、わくわくしました。
これからこんなイベントがあって、こんなかっこよい武器や防具が手に入って、こんな強いボスと戦うのかー!というわくわくです。

しかしながら、余計なことをしない最短コースがすきかというとそういうわけでもなく、寄り道したり、わざと失敗してみたり、それこそ、ゲームを余すことなく楽しんでいたように思います。

攻略本を読んで知識や情報を入れたからといって、つまらなく感じたことはなかったし、楽勝!って思いながら進めた記憶もなく、それなりに苦戦しながら進めていました。

高校生以降、ゲームってあんまりやらなくなったな。

それはきっと、部活や友人や恋愛が楽しかったからだし、たぶん携帯電話の
登場が大きかったのも理由だと思う。


本というものは総じて「攻略本」に近い要素があるかもしれません。

物語にしろ、自己啓発にしろ、ファッション雑誌だって、人生の攻略本なのかも。

読めば読むほどに人生というゲームを楽しむための情報が自分の中に蓄積されて、余すことなく楽しむための情報の網が細かくなっていって、いろいろな楽しみを逃がさなくなっていく。


本棚を見るとその人のことがわかる、なんてことはよく言われる話ですね。

本棚に入っている本というのは、 その人の脳の「外付けハードディスク」みたいなものですから。
数多く本を持っている人の場合は、「どんな傾向の本があるか」よりも 「どんな傾向の本は一冊もないか」ということのほうが、 よりはっきりとその人の内面を指し示しているのではないかなと思います。


「電子書籍」が登場して久しいですが、皆さんは紙派ですか?電子派ですか?
私はどちらも使いますが、基本的には紙派です。

電子書籍でいいのは雑誌のシーズン単位でどんどん更新される情報が載っているものと、漫画。

なんとなく紙の方が頭に残る感じがするなーと思っていて、なぜかなーと思っていたんですが、ある人が「紙で読んだ場合、その情報が載っているページの厚みなんかの感触を覚えていて、思い出そうとするときにその感触と共に思い出すから」というような説明をしていて、それかも!ってしっくりきています。

kindleとかで電子書籍として大量の本を手軽に持ち歩くのは、旅先なんかでは便利です。あとはお風呂で読書できちゃうのも魅力。


なにかを本で読んだり動画で見たりして、やった気になりがちですが、やっぱり大切なのは自分で実際に体験することかなと思います。

本はヒント。
味わうのは自分。

とらさんでした。

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