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5月24日 退院✌いぇい

おかげさまで、本日無事に退院できました😭💙

18泊19日、癌取り・腸縫い・金玉プレゼント込みで13万750円(※)でした!いや、13万という金額自体は高いんですけど、命の値段にしては安すぎでは?実質無料じゃんね!お得!

※高額療養費制度を利用したため、この金額で済みました

病理検査はひたすら長引いていますが、とりあえず、今のところは約18〜77%の確率で5年後も生きている予定です。会社はなんとかクビを免れ、当面はリモートかつ時短勤務となりました。正社員でよかった…。退院直後から危うくフル出社になるところだったので、診断書を盾にゴネたよね。会社からは、毎日出社するのが嫌で癌になったと思われているかもしれない。そういうことやりそうだもんな〜、我ながら。

でも今回に限っては、本当に自分を褒めたいです。自分で救急車を呼んだのも偉いし、「腸から内容物がお腹に漏れているので、放っておくと死にます」「あとたぶん癌です」の衝撃の告知、からの緊急手術を、全部一人で耐えたのも偉い、偉すぎる。これが仕事だったら昇給してた。

6月中旬からは、抗がん剤治療が始まります。最近の抗がん剤はあんまり毛が抜けはしないらしいけど、もちろんハゲる場合だってあるし、そもそもそれ以外にも副作用はあると思う。当たり前ですけど、めちゃくちゃ嫌です。癌になったのも、人工肛門になったのも、お金が飛ぶのも、痛いのも、苦しいのも。前向きに頑張っててすごいねって、たくさんの方に褒めていただきましたが、そんなことはなくて普通にぜーんぶ嫌です。

入院してよかったことなんて、保険適用でビタミン点滴を投与してもらえたことくらいじゃない?でも、友だちの愛を身に沁みて感じられたことは、何にも代え難い経験だったとは思う。

起きたらそこにいる人、わざわざ他県から来てくれた人、家を片付けてくれた人、Switchで一緒に遊んでくれた人、毎日連絡をくれた人、逆に落ち着くまで連絡を控えてくれた人、退院時に迎えに来てくれた人。挙げたらキリがないよ。愛としか言いようがないし、愛にもいろんな表現があることを知りました。手術当日こそ一人でしたが、みんなのおかげで「独り」を感じることはほとんどなかったです。本当にありがとう。こんな長ったらしい自分語りに、ここまで付き合ってくれたあなたも。

とりあえず今日は我が家で泥のように眠る。さすがに疲れました。退院祝いに、自分に花を買って帰ろうかなって思ってる。


トップ画像は、去年札幌へ遊びに行ったときの写真。札幌感ゼロですが。なんかすっごい笑っているので気に入っています。何がそんなに楽しかったんだろう。

※この記事は、5月24日にインスタグラムに投稿したテキストを、6月1日に加筆修正して投稿したものです

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