思うままに

福地さんがnoteで追記しているのを寝起きホヤホヤで読んで、俺も思っている事を書こうと思った。これはただの言い訳に聞こえる人もいるかもしれないし、大人の文章としては幼稚かもしれない。
けど、福地さんの文章読み「どうしても今の思っている事を書きたい」と思えた。長々と、結論もないかもしれないが、書いてゆく。

福地さんは俺の事、可能性があると言ってくれたけど・・・

自分では将来、麻雀界で何か大きなことを起こすと本当に全く思っていない。
なぜかと言うと、自分にはこの業界で雑草としてアスファルトの隙間に根を生やすような強さが全くないから。
高田まさひろさんはそれがあると思う。誰よりも強靭な根っこがあって、例え草をもぎ取られても、すぐに生えてくる強さがある。
けど俺には無い。俺はただウイルスのように空気中を自由気ままに舞っているだけで、その存在は人から認識されづらい。
けど、たま~に流行し、また消えてなくなる。
次にいつ流行するのか、消えてなくなるか誰にもわからない。
自分にもわからない。

現に昨日の配信直後思った事は、「新しいチャンネルを作ってこじんまりやっていこう」だった。高田まさひろさんなら、今のこの流れを活かして一発バズりにいく、と考えるんじゃないだろうか。
今回の件でいい意味でMリーグに対して、「絶対に俺は何か大きな事をして見返してやるんだ!」という恨み節な気持ちは微塵もない。
現に俺が新しく作ったチャンネル名は「Mリーグ検討チャンネル」
寝ぼけて作ったわけでもなく、真剣に考えて名付けた。
やる内容は、Mリーグを真面目に検討すること。
いうなればこれまでやって来たことからスパイスと牙を抜いた味気ないものだ。多分これは伸びない。けど俺はMリーグに関わった配信・動画をやっていくならそうやっていきたいと思ったのだ。

なぜ俺は伸びないの?

よくファンの人からは聞かれるんだけど、それは俺がいつもいつも何をやっても継続せずすぐに辞めてしまうから。だいたいは何か1つ嫌な事があると、すぐに半年~1年、麻雀を離れてしまう。
それは天鳳の川村軍団の活動の時も同じ。自分にとってはこの活動で天鳳位を輩出したから、その後知名度が上がり麻雀業界で本を出版することもできた大きなきっかけになる活動なのだが、なぜか急に辞めた。
しかも何故やめたのか自分でも思い出せない。

検索したら、まだ見る事ができた。
しかし就活生@川村軍団が九段で更新されていない・・・。
要はそういうとこだ。
けど天鳳位が初めて出た時は本当に嬉しかったんだと思う。
当時の自分の感情は忘れてしまったけど、就活生には新宿で、回らない寿司に連れて行った記憶がある。
あと、その後に就活生がぴんとん打った事ないって言うから、ダンディーに連れて行って、負けたら俺が金全部出してあげるから打っておいでと金渡した記憶もある。
その記憶から考えると相当嬉しかったんじゃないかな。
普段、ジュース1本買わない俺がそんなことするなんて。

「もう10年も前の話だし」とこの文章を書きながら感慨深くなっていると、本当に10年も経っているか確かめたくなってコミュニティの掲示板を見ると・・・

1コメを見ると、今日で最後の1日。
ちょうど10年・・・。
どんな確率だ(笑)
ただの偶然でしかないし、オカルトは信じない自分だが、俺の人生、度々そういうことがある。今回の件でチャンネル停止の通告がきたときも最期を予期するかのような偶然が重なった。
まず前日に最後に使ったサムネがこちら

あとからツイッターで、「昨日のサムネはそういうことだったんですね!」とリプで言われたのだが、この時点で俺は通告は受けていない。
しかしほんの気まぐれでこのサムネを採用した。
サムネイルに関しては、自分で作った物じゃない。
俺は画像を作るのは下手だから、協力してくれている人に作ってもらっていた。だけど全然使ってないものを見つけ、「たまには普段使ってないやつ使っとかないと悪いし・・」と思って使っただけだった。

しかし翌日本当に『さようなら』することになった。

そして、もう1点。翌日。
俺がチャンネル停止通告を受けて新しく動画や配信を行えなくなる1時間前に滑り込みで開始した配信が、こちら。

企画なんて絶対しない俺が企画したものだった。
俺は身内でワイワイ友人戦をすることすら普段少ない。
何も賭かってない麻雀なんてめんどうだから。

企画に関しては過去1度たりとも人を集めてワイワイ麻雀企画なんてしたことがないと思う。
しかし最後の配信が上の画像のものになった。
ニコ生時代から知っている2人と、韓国人の子。
韓国人は「最近Mリーグの配信で一番コメントをくれたリスナー」だった。

まるで走馬灯のような・・・、不思議な企画だった。ただ1戦打って、その後通話で牌譜検討をするだけのものだったが、それもまた俺らしいだろう。

話が大幅に逸れて何が言いたいかわからなくなったので、もうこの話はやめにしよう。

川村軍団辞めた理由

川村軍団として活動するのが嫌になってしまった理由の1つは「身内で何かやっている」というイメージが付き過ぎたことだった。
配信をしても、
「川村軍団じゃないけど牌譜検討お願いしてもよいですか?」
「川村軍団じゃないけど大会参加してもよいですか?」
そんなコメントが来るようになった。

得体の知れない団体を立ち上げるという事は、逆にそれ以外の人から見たらその人にとっては”部外者”になるわけだ。
俺はただのサークル・1つの企画として考えていたけど、他人からするとそう見えないんだな。気軽に絡みづらくなっちゃうんだ。

なぜ俺は伸びないの?②

そんなこんなで今考えると些細な事で川村軍団を解散してしまい、それから私は麻雀企画を離れて、リスザルだったり、ドラクエウォークだったり他の活動をしていた。
雀荘でも1年半働いたし、配信を毎日することがなくなった。
実はこれは誰にも言ってなかったのだが、つい最近も『ふつーに雀荘のバイトの面接を受けてふつーにバイト』してた。
期間は短かったけど、まだ最近の話。
半年経つかな、経たないかな そんな直近の話。

最初に言ったように俺はただのウイルスのように空気中を舞っていて、「ここだ!」と思ったら狙いを決めて入り込んで、やはり何かを理由に消えてしまう。その繰り返し。もうずっとそう。だから今回の件もそうなんだけど、「なんかめんどくさいから、もういいや」ってそれだけ。

雀魂もそう。
数年前に、雀魂が流行っているのを知って、「こんなぬるい麻雀ゲーム、俺がやったらとんでもない成績出せるわ」と企画でやって、魂天になったら飽きておしまい。天鳳で十段目前まで行った時は配信外でも打っていたけど、雀魂にいたっては一度も配信外で一戦たりとも打った事は無い。
雀魂の動画で俺が謳い文句にしていた「トップ率35%ラス率15%」というのは、俺がコメントも読まずに麻雀だけに集中したらこれぐらい成績出せるなっていう数字。
けど実際に1人で配信せずに打ったら多分寝落ちするからもっと成績落ちるだろう。

なぜ俺は伸びないの?③

もう1つ大きな理由は、俺は万人受けすることが何も楽しいと思えないから。それは全盛期のニコ生時代の配信で育ったからかもしれない。
かつてのニコ生と言えば、”いかに炎上させるか”、”逮捕されても伸びれば良い”という今では考えられないような風潮があった。
俺はそこまでする勇気もないのだけれど、いつもやる企画は
「100人中95人はつまらないけど、残り5人がめちゃくちゃ面白い」そんな企画ばかりだ。
今回のMリーグの企画もそう。

しかし最近の時代の流れには明らかに逆らっている。
「100人中5人はつまらないけど、残り95人は何となく気になって見てしまう」
その程度で丁度良いのだ。

それは私が分析するに、現代人が疲れているから。
仕事から帰ってきて、ふと休息で動画を見る。
もちろん面白いに越したことはないんだけど、それ以上に「ストレスを受けたくない」そんな時代なんじゃなかろうか?
だからVTUBERの配信が流行っているものそう。
皆、現実逃避がしたいのだ。
俺からすると、わざわざアニメになって何のメリットがあるの?
顔が映っていたほうが表情もわかるし、”ダイレクト”だ。
それをなぜアニメに変えちゃうの?ただの劣化版じゃ?

いやいや、そうじゃない。
仕事以外で”ダイレクト”でぶつかってこられると、それこそ『しんどい』

俺の配信でのコメントの返しのように、よく意味がわからなかったり、気に入らないコメントがあると、
「今の発言はどういう意図?」
「君に悪気がなくても、俺が不快な気持ちになったから一言だけ謝罪してもらっていい?」
そんなふうに言われると、ほとんどの人間は来なくなってしまう。

けど、コメントを一人の人間として見ることに良い面も絶対あると思っている。
どんだけ疲れていても、配信辞めたくても、知らない人から牌譜検討をお願いされると無理してでもやってる。
内心では「腰が痛い、眠い、タバコ吸いたい、おなか減った」そういう辛い時もたまにある。
けど、
『今ここで俺が牌譜見てあげたらこの人にとってその後の麻雀人生大きく変わるかもしれない』
という純粋な思いや、
『この人は俺に勇気を振り絞ってコメントしてくれたのかもしれない。それだったら、ここで俺が断ったらとても悲しい気持ちになって2度と頼みすらくなってしまうかもしれない』
という、やや心配しすぎな感覚もある。

けど、これはさもいい意味であるかのように言ったけど、たった1つのコメントに俺が左右されるというのはどういうことが起こるだろう?
俺の麻雀が見たいって思って来てくれているリスナーは牌譜検討が立て続けに来たら見れないという事。
何かを犠牲にしているということ。


ここまで書いてきたけど今の気持ちは?

さも俺は一匹オオカミのような書き方をしたけど、ようやくそんな気持ちも薄れてきた。
今回のMリーグ企画も、実は途中で『ん?ちょい待てよ?』って思った出来事がある。それはMリーガーの人がツイッターで絡んでくれたり、配信にも来てくれたことだ。
これは予想外だった。
こんな企画してるにも関わらずそんなふうに友好的に関わってくれるMリーガーの人がいるのなら、”本当に真っ当な企画でもいいんじゃないか?”そう思った。
けど、それは色々考えた末、方向転換は却下した。
そもそも俺はMリーグの真っ当な企画をしたのなら多分1か月もしたらギブアップしてしまっていただろう。

それと、ここまで企画企画言ってきたんだけど、これ企画じゃないんだ。
口は悪かったけど、俺は演技で批判したことなど一度たりともない。

本当にあんなひどい赤アリ麻雀を見せられて、反吐が出る気持ちからあのような発言になってしまった。
・このレベルで一般視聴者は崇めているのか!?
・これが強い麻雀って本当に信じているのか!?
純粋に腹立たしかった。

多分ほとんどの人間にはわからないと思う。この気持ち。
一度はプロになって同じ舞台に立っていた身からするとどうしても許せなかった。ちなみに堀さんに聞いて知ったのだが、俺は堀さんとリーグで被っていた時期があるらしい。ということは、渋川さん、堀さん、俺が同じリーグだったことがあるようだ。
まぁこの2人はうまいからまだ良かった(ほっ)

そうそう、さっき俺は『俺は演技で批判したことなど一度たりともない』と言ったのだが、発言についてはむしろ抑えてた。
SNSで皆が言ってくれる

もっと発言に気を付けて続けて行けば良かったのに

ん?俺はめちゃくちゃ抑えてたのだが・・・。
実際、俺はそこは結構敏感に考えていた。
本当にやばい発言と思ったらカットしてたし、YOUTUBEに精通している業界の人のファンも何人かいたから、いつも俺の方から心配して聞いていた。「誹謗中傷にあたらないかな?」って。
全然余裕、あたるわけない
そう言ってくれていたあの人達はどこへ消えてしまったのだろう・・・。
少し決まずくて連絡は取っ


つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?