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京都のおすすめパン7選

和食のイメージが強いと思われがちな京都ですが、毎年パン消費量で常に上位なのはご存知でしょうか。京都人に朝食は何を食べていますか?との問いにほぼ全ての人がパンと答えたり、舞妓さんに聞いても京言葉で「パンをよばれてます」と返ってきたという話を聞いて、なるほどそうだろうなと思いました。というのも京都市内を歩くとパン屋さんの多さに驚かれるかもしれません。道を歩けばパン屋です。おばんざいのお店となると分かりませんがパン屋ならすぐに思い浮かべることができます。京都に住む人がパンが好きなのではなく、魅力的なパンが多いからパンを好きになってしまうのです!(言いきった)

京都のパンは庶民的な価格とそのおいしさで京都のみならず他府県の方からも支持されています。そこで少しでも京都のパンの魅力をお伝えできたらと思い、お店とパンをご紹介させていただきます。

今回あらためて訪れてみると食べたことのない新しいパンや、いつもそこにあるほっとしたパン、そのパンの由来まで感じておいしくいただけたパンなど新たな発見がありとても貴重な時間になりました。

パンが好きな私が、パンをデザインと捉えてほぼインスピレーションだけで選んだパンばかりです。どれも京都で人気店のパンですので味も間違いありません。

まるき製パン所【焼きそばロール】

ショーケースに並んでいると手がのびてしまいます。そんなに食べた回数も多くはないのに懐かしさを感じるのはなぜだろう。絵に描いたような、焼きそばパン。

まるき製パン所【ぞうさん】

店員さんにぞうさんは昔からあるんですかと聞くと奥で作業していたおばあさん(店主?)が「大昔ではないけど昔からやってますよ」と笑顔で答えてくれました。「ぞうさんひとつ」と笑顔で注文しました。ぞうさんのパンはお店に昔からおいてあります。お昼時には行列のできる地元で愛されているパン屋さんです。

昭和22年創業の老舗です。人気なのはコッペパンを使った惣菜系ですがこんなにも愛らしいパンはありません。見つけたらぜひ食べてみてください。

グランマーブル 祇園【京都三色】

マーブルデニッシュといえばここ。抹茶といちごが混ざり合い3色になっていて見た目も華やかでおしゃれ。お店が祇園に移って京都色がより鮮明になりました。2階のカフェではシャンパーニュとデニッシュを一緒に楽しめる大人のサロンもあります。

10月の初旬に行った時は二階のカフェは営業されていませんでしたがロケーションも祇園の花見小路ということで優雅な気持ちにさせてくれそうですね。持ち帰りはパッケージもおしゃれでお土産にも喜ばれそうです。

ル・プチメック今出川店 【クロワッサン】

どれにしようか迷っていると慣れた手つきで迷いなくトングでパンをとる女性。あっという間にトレーは山積みになりました。ショーケースはその部分だけがぽっかり空きます。店内はフランスのラジオが流れカフェスペースも用意されています。おいしいクロワッサンに出会えました。

ル・プチメック 今出川店【パン・オ・ルヴァン】

パン・ド・カンパーニュ「ルヴァン」の生地にローストしたクルミを混ぜて焼いています。イースト不使用、自家製酵母のみで作っています。絵本に出てきそうなパンのフォルムが大好きです。余談ですがときどき妙に食べたくなるシナモンロールは日によってある時とない時があるようです。好きなパンを思い浮かべると出てくるパンです。話はもどってパン・オ・ルヴァンは赤ワインに合いそうな通好みのパンです。(金土日祝日のみ営業)

雨の日も風の日も【上弦の月】

お店の人にオススメはどれですかと聞いてもどれもオススメですと返される確率は高いですよね。これとこれが人気ですと即答してもらえました。見た目もきわ立ち聞くと賞も受賞されているようです。どれもおいしいのはもちろんなのですがイチオシを紹介できるお店はいいなと思いました。

note で紹介したところ独特のフォルムに反応も多くコメントまでいただきうれしかったです。記事ではあまり触れない味についても質問がありました。クロワッサン生地にマンゴー、くるみペースト、さらにクルミをゴロゴロと!サクサクに焼き上がっています。大人の甘さで、しっぽ?のところのサクッと感といったら…どうぞ味わってみてください。

雨の日も風の日も【ガレット・デ・ロア】

新年を祝うフランスの伝統菓子です。丸いパイの中にフェーヴという小さい陶器の人形が隠されていて当たった人は幸運が訪れるそうです。同じ洋菓子でもパン屋とケーキ屋ではまた違う感じになるみたいです。たっぷりのアーモンドクリームがサクサクのパイ生地で包まれています。

お店の方から話を聞いてぜひ紹介したいと思いました。フェーヴも初めて知ったのでもう一回と聞き直しメモしたりする場面も。ブーランジェリーとパティスリーの違いなんかも興味深くお話しさせていただきました。フランスではコンテストの審査課題にもなるお菓子なんだそう。こちらも今とあるコンテストで一次を通過して二次審査に進まれていると聞きました。リーフの模様もステキで丸いパイも見てみたいと思いました。

ル・プチメック 今出川店(赤メックのカフェ)

番外編にはなりますが先ほどもご紹介したル・プチメック今出川店は通称「赤メック」とよばれています。多分ですがお店の看板が赤いからだと思われます。そこのカフェスペースでいただいたタルトも絶品だったのでちらっとご紹介します。

手前が赤い実のタルトで奥がオレンジのタルトです。

おいしくいただきました♪

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