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#006 「40代ITエンジニア、未経験業界への転職はアリですか?」を読んでみて

Q: ITエンジニアをしている41歳です。銀行業界への転職に興味があるのですが、全くの未経験です。40代で未経験業界への転職に可能性はあるのでしょうか?

A: 転職事例は多くあります。

未経験業界の転職についての質問と回答が短く書かれた記事でした。確かに銀行業界などお堅い業界に未経験で参加できるのかはちょっと不安になりそうです。

全然あり

銀行などの大手が中途採用のエンジニア求人を出しているのはよく見かけますし、「不安を抱える」必要は個人的にはあまりないように思います。

#005 10年後の機械学習エンジニアというキャリアについてという記事で「未経験の分野でもビジネスに貢献できる水準までスキルを磨けること」は大切になってきそうです。

スキルに関しては勉強するしかないで話が終わってしまうので、今回は立ち振る舞い方について想像していきたいと思います。

自分がこの年代になった時、既存の社員からこの年代の転職者がどう見えるかは最近よく考えるようになりました。どういう振る舞いがよしとされて、どういう振る舞いが不利益になるのかなど。

新しい組織での立ち回りは謙虚に


40代以降の転職で組織内部で不利益になるケースを想像してみると、「孤立」のような気がします。謙虚さがなく話しかけづらい雰囲気を出すと、「何をやってるのかよく分からないけど話しかけづらい人」になってしまう気がします。

周りからすると、経歴とかをみるとなんだか立派なところから来ているので敬意はあるけども、実際何をやっているのか分からない人は実際話しかけづらいように思います。

なんとなくですが「謙虚さ」が意識的には大事になりそうだなと自分への戒めとして掲げます。

最初から役職を与えられているケースの場合、メンバーから報告を受ける立場なので、コミュニケーションを円滑にする工夫は特に重要となってきそうです。相手を尊重せずに上から話しかけるような態度では嫌われてしまいます。社内のオープンな雰囲気を探り探り追求する必要がありそうです。「自分の責任範囲、業務がどれくらい周囲に伝わっているか」という視点を持った上で、多少過剰になろうとも大事なことは繰り返し共有するスタンスが必要かもしれません。

マネジメント層だらけのチーム

少し脱線しますが、たまに40代50代のマネジメント層ばかり集めてしまったチームを見かけます。こういうチームは「誰が手を動かすの?」状態になったりしていて、アンバランスな印象です。誰もが指示を与える側でやっていける人材で、まさに「船頭多くして船山にのぼる」状態。

もともとメンバークラスしかいなくて40代50代のマネージャーを採用しているなら良いけれど、ベンチャー企業の場合結構手を動かしたりすることが求められたりするので、「手を動かさない人」が多いと、業務に支障をきたすことがあるので、マネージャーとメンバーのバランスは責務に対してマッチしているかは大事な視点なのかなと思いました。マネージャー経験のある人でもメンバークラスの仕事を「謙虚に」こなすことが時には大切になりそうですし、そうなった時に手を動かせるくらいのスキルを養っておく必要はあるかもです。

おしまい。

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