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コロナ事変により歴史がGAFAの奴隷になった。なんてことを新書ばっか読んでる筆者が朝の紅茶を一杯かっくらいながら思案してみる。

コロナ事変というのは、あまり馴染みのないフレーズじゃないかなあ。
しかしながら、
「コロナ事変」は、2020年から続いている現況を、なかなかうまく言い当てられているように想うんだ。

「事変」とは、「事」が「変わる」、と書く。

事とは、コトであり、
価値観だったり、世界観だったり、常識だったり、社会通念だったり、パラダイムだったり、レジームだったり、空気だったり、そんな感じで言い変えられそうだ。

つまり、コロナ事変とは、
コロナにより常識が変わった世界のことをいう。 
常識が大きく、とても大きく変わった世界のことだ。

2020年に新型コロナウィルスが猛威を振るい、その最中に、
世界の常識が大きく、とても大きく、これでもかと変わったわけよ。


あまり知られていないけどね。

今朝は、そこらあたりについて、
紅茶を一杯、かっくらいながら掘り下げよう。


倫理観が見える世の中

倫理観が見える、と云われると、
ハアッ??、っとなるだろうねえ。
そんなもん解ってたまるかあ、と想うはずだ。

だがねえ、思い出して欲しい。
コロナ初期にマスクを買い占めた人が、非倫理的だと報道されたことを。

あれは、コロナという有事だから、倫理観が可視化されたんだ。

    マスク大量買い
平時   酔狂な人
有事   非倫理層

平時においては、マスク大量買いをしても、非倫理とはいわれず、たかだか酔狂な人どまりだ。
だがねえ、
コロナという有事にあっては、
マスク大量買いは、明確に非倫理的な行動になった。

2007年 iPhone販売開始
2010年~ SNS全盛
 IT企業による平時の情報掌握
 平時による行動パターン掌握
2019年 4Gから5Gへ移行
       QR決済急激に普及
2020年 コロナ事変勃発
 IT企業による有事の情報掌握
      倫理観が可観化

つまり、コロナ事変により、
倫理観の解釈が明確になり、倫理観が可視化されたワケよ。


倫理観を捉えたGAFA

GAFAとは、
Google、Amazon、Facebook、Appleの頭文字だけをくっ付けたフレーズ。
うーん、
今日、ここでは大手IT企業の意味あいメタファで使おうか。

我々の倫理観がコロナ事変により、明け透けになっている、ことは既に述べた。
では、誰が我々の倫理観を掌握したのか?

それはGAFAだ。
つまり、大手IT企業が我々の倫理観を掌握したんだ。



スマホを持ってるだけなのに

コロナ中にショッピングモールを闊歩した非倫理層

マスク買い占めにより、非倫理層が把握されたことは、なんとなく解ってもらえるだろう。
でもねえ、もっと簡単に非倫理層は炙り出されたんだ。

今では、ほぼほぼ全員がスマホを持ち歩く。
スマホには発信装置が3つ付いている。 
これは東野圭吾ばっか読めば解ってくる。

つまり、我々の位置情報は常に把握されているってワケよ。
そんでもって、緊急事態宣言ってのがあったでしょう?
あの時に、たしか外出は禁止に近い自粛になったはずよ。
少なくとも、そうした空気やら社会通念は熟成されていた。

だけど、そんなもん、ショッピングモールぐらい悪友と、ブラブラしたって、法律にふれるワケないから、歩いたれ、どうせナンもあらへんがなってやってたヒトいたでしょ。


お前らな、みんな非倫理層に振り分けられてんぞ。


倫理層と非倫理層の峻別

コロナ事変以後の世界の特徴は、
倫理層と非倫理層が区分されるということだ。

これはもはや抗えない趨勢あらがえない すうせいである。

なぜ倫理層と非倫理層が区分された世界への進行が趨勢なのか、
これらについては、次回以降、解説したい。


紅茶を一杯

さて、そろそろ紅茶がさめてきた。
さめてはいるが、まだ温もりぬくもりは残っていて美味い。

これぐらいが、現在の我々が置かれている状況ではないか、と想うんだ。

まあ、周りは皆さんコーヒーばかり呑んでいる。
あんなニガイだけの真っ黒な液体を体内に流し込むなんて、ほんっとバカだねえ正気ですか?
同調圧力やら群集心理ないしフワッとした民意の奴隷だねえ、コーヒー派は。

ああ、格好悪いったらアリャしない。

人生の半分損しているよ。


ここまで読んでくれて、ありがとう。

では、また、
近いうちに逢いましょう。

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