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コミュニティ運営に関する記事

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コミュニティや組織運営をしていて言語化できたトピックス、ひとの営みに関する問いと気づきを日々まとめています。気まぐれ更新なのでマガジンのフォローをしていただくのがオススメです。
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#日記

なかまに借りを返すことによる幸福感について

ぼくは1万円を彼に返さなければならなかった。 週末は新幹線にのって少し仕事をして、夜は一年以上ぶりにオフ会に参加した。まさかの美容男子の会だ。 ぼくは冬は寒くてひきこもるし、春は入院して体つくりができなかったので、じぶん磨き(といっても筋トレ中心)から遠のいていたのよね。そんな状態で意識の高い仲間たちに会ったら精神的にやられそうで怖いー。 そのため、オフ会にいこうというモチベーションはとっくに失っていたんだけど、あるメンバーとの約束を思い出したのが参加のきっかけだ。

もう一回『叱る』について考えなおして、生成AIにまとめてもらったぜ

月曜日がやってきた。先週あれだけ「叱る」をおさえようとnoteを書いて前さばき人間になるべく意識してきたのに、子どもが帰ってきてゴロゴロし始めた瞬間に「宿題が先だぁぁぁぁぁ!!!」 ひとは簡単には変われないらしい。 そうは言ってもまだチャンスがあるのでは、と思ってもう一度「叱る」メカニズムと対策について語る村中先生の動画を観た。 ぼくは聞くだけでは行動を変えられない男なので、あとで要点を見返すためにnoteにしておくことにした。 ※ちなみに前回の記事はこちら それと

雪かきにみるコミュニティのすがた

僕は知る人ぞ知る豪雪地帯に住んでいる。知る人ぞ知ると言ってるくらいなのでテレビでも放送されることが少なくて、ちょっと離れた隣町が放送されるたびにウチにもスポットあててくれよと舌打ちをしてるんですけど、今年も例の寒波のタイミングで結構降ったんです。ほんとうに降ったんです。 それで、雪が降ると雪かきをしなきゃいけないのですが、これが結構奥深くて面白い。 我が家は賃貸アパート1階住まい。駐車場は出入り口に一番近いポジションなので、雪かきを必要とするスペースが狭いんですね、車の前

コミュニティ運営歴15年『猫町俱楽部』山本さんのコミュニティ観に触れてみた

コミュニティ運営の超ベテランである山本さんから話を聞く機会があって、ちょっと興奮気味なので気付いたことをメモがてら書きまくります。 いや~山本さん、コミュニティ運営歴15年。15年前、僕は何してたかなぁ(大学生でした)mixiが流行っていたころですが、あの頃に読書会のコミュニティを立ち上げて育てていき、現在は月に30回の読書イベントが開催されるコミュニティへ成長。それだけでもワクワクしますよね。 読書会コミュニティは経営勉強会からはじまった山本さんに猫町倶楽部を始めたきっ

コミュマネセッション:新規入会者とのコミュニケーションについて

こんにちは、コミュニティ運営研究中のすないぱ~です。前回に引き続き、コミュマネ情報交換会のメモを紹介していきます。今回はフリーセッション『新規入会者のフォロー』についての話題です。 前回の記事はこちら♪ セッション:新規メンバーの入会フォローに関するあれこれコミュニティ運営者は、組織の風通しをよくしていく(マンネリ化を減らしていく)、または拡大させるために、新規メンバーの募集と受け入れを行っています。新しい仲間は新しい刺激や出会いをもたらせてくれますよね。僕も新規募集の時

オンラインイベントにも熱冷ましの余白が必要だと気付いた話

リアルで人に会ったり、勉強会に行ったりすることがなくなってもう1年くらい経ちますね。オンライン化、企画する側も参加する側も慣れてきたのではと思います。で、先日オンラインライブに参加したらめちゃくちゃ熱くなってエネルギーをもらったんですけど、YOUTUBEの×ボタンを押した瞬間の感覚。わかりますか? あれ、一瞬で現実に。まだ僕の心は燃えてるんですけど!!! 今日はこの心の炎をどう鎮火させようか、これって大事だと思ったんですよね…という話です。 体験の醍醐味は熱冷ましにある

『大きな刺激はしんどい』コロナ禍に起きた僕らの変化の話

みなさんこんにちは。久しぶりの投稿です。 ちょっと前に、漫画家こしのりょうさんの連載『銀行渉外担当竹中治夫』が完結したのですが、会社員の日常や苦悩をリアルに描かれていてハマっていた、すないぱ~です。いやぁ、最終回の描写がまた素晴らしくてですね、会社員の幸せについて考えさせられる内容だったので、しばらく頭の中にこの問いが残ったまま生活をしていたんです。 ネタバレっぽくなると良くないのですが、主人公の日常の風景でストーリーが終わるんですよね。そして、その日常はむしろ社畜的な状

強みも弱みも、愛すべきキャラクターと捉えていく。

コロナ状況下で生活が変わったり、人との付き合い方、コミュニケーションの取り方が変わってきて、「あれ、お前そんなキャラだっけ??」と言われる機会が増えてきました。 逆に、僕も相手に対してそう思うことがあります。 自分の何かが変わったのかと言われると、実感がないのだけれど、どうやらコミュニケーションの取り方が変わってきていて自分の見せいる部分が変わっているのではないか。そんな仮説にたどりつきました。 例えば、オンラインで、仕事の打ち合わせをしていたら、子どもが泣き出して、会

「noteの中に居場所をつくっていく」というサディの生き方にふれてみた。

先日、コルクの佐渡島さん(以下サディ)と半日一緒にいて、コミュニティをどう活性化させるかというmtgをしていましたが、途中noteとの向き合い方ひとつでも自分の居場所作りができるという話題になり、なにそれと突っ込んで聞いてみたところ目から鱗の話が多かったので記事にしておきます。 サディの有料noteの話サディといえば、スーパー編集者、経営者。日々更新されるnoteには未来の生き方についての話がつまっていて僕もしょっちゅう読ませて頂いてるんだけど、有料部分がずっと気になってい

¥300

コミュニティマネジメントにこそHRテックが役に立つ!の話【連載第15回】

みなさんこんにちは。コミュニティ運営をしてきた気づきをまとめていく連載第15回です。 コミュニティ内でイベントがあるとメンバー同士が一気に仲良くなりますよね。共通の経験というのは人と人との距離を近づけるんだな、とじんわりきちゃう僕ですが、プロジェクトメンバーに当日までの進行管理の話を聞くと「結構大変な時期もあったんですよ~~」という声が。見えないところで苦労もあるんですね。 そこで今日はコミュニティでのチーム運営について考えていきます。 ■働き方の多様化が組織のありかた

コミュニティのコンディション測定にNPSを導入してみた話【連載第13回】

※2019/7/7追記。コミュニティ連載としては第13回なので回数カウントを修正しました。 みなさんこんにちは。コミュニティ運営をしてきた6ヵ月間の気づきをまとめていく連載第3回です。(コミュニティ連載としては13回目になります) 今回はコミュニティのコンディションを測定するという話ですが、いきなり手法の話をしてもよくわからないと思うので、まずは最近のオンラインサロンやコミュニティが生まれている背景や状況、コンディション測定の必要性のところから自分なりにですが簡単に整理し

大胆設計な「好きのおすそわけ」がおもしろかった文化祭【連載第9回】

みなさんこんにちは、【オンラインサロン『コルクラボ』に所属して1年経ったので色々振り返ってみた】連載第9回です。 前回のnoteではコミュニティ内のプロジェクトが外に向けて発信するきっかけや流れについて書きました。(長文すぎましたよね…)たくさんの反響ありがとうございました。 今回はコミュニティとして外向けのイベント(オトナの文化祭)を開催したという話です。 ■コミュニティらしいスローガン「好きのおすそわけ、どうぞ」 コルクラボには色んなタイプの仲間がいて、仲間同士が

コミュニティを拡大させる前に『発酵させる』のが大事という話【連載第7回】

みなさんこんにちは、【オンラインサロン『コルクラボ』に所属して1年経ったので色々振り返ってみた】連載第7回です。 みなさんの所属している企業やサークル、コミュニティではメンバー募集や人員計画をどのように立てていらっしゃいますか? 組織を長く維持していこうと思ったら、人員確保はとても大事ですよね。企業なら年に一度の節目で採用…などあるかと思います。さらには、採用しても出ていく人がいますので組織の風土をつくり、維持しながら拡大をしていかなければなりません。これって結構大変です

『CMC_Meetup』に学ぶ、参加者を巻き込むためのイベント仕立てについて

先日、コミュニティマネージャーのコミュニティである『CMC』のイベント に参加してきました。 コミュニティを学んでいる人たちのためのイベントということで、相変わらずすごい熱気だったわけですが、『アウトプットするまでがイベントですよ』というメッセージがあって、確かにそうだよねと思ったので、大事だなと感じたことをポイントを絞って紹介したいと思います。 ■イベント参加者をお祭りに巻き込むためのしくみは大事 こういうイベントにいくと大抵は、登壇者と参加者という立場があって場が成