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【初出版『最強の法則』100plus】 vol.102:本田健さんに学んだ「ベストセラー」の必要条件

(100回突破を記念して、無料で個別相談させていただきます。詳細はコメント欄をご覧ください)

本日、私が主宰するクラハルーム「出版界のおやっさんの部屋」で、
ミリオンセラー作家の本田健さんをゲストにお招きしました。

「ミリオンセラー作家だけが知っている、ヒット連発の秘密」というテーマで、これから出版を考えている方向けに、1時間超にわたりお話をお聞きしました。

私から見た健さんは、もっとも有名な日本人作家のひとりであり、「日本で最も活動的でタフな作家」という印象です。
代表作『ユダヤ人大富豪の教え』を始めに、『20代にしておきたい17のこと』『一瞬で人生を変える お金の秘密』など、著書は200冊以上、累計発行部数は800万部を突破しており、最近では海外からも大きな注目を浴びています。

今回のルームでは健さんに学んだことがたくさんあるので、
折に触れ公開していこうと思いますが、
中でも健さんが指摘した、これから出版したい人が第一に考えるべきことが、示唆に富んでいました。

「テーマや内容が”for me”ではなく、“for you”でなければならない。
前者は売れてもせいぜい1万~2万部。
後者になって初めて5万部、10万部が見えてくる」

簡単に言えば、
著者の自己表現、自己実現欲求や私的願望を叶えるためだけのものでは売れない。
読者のため、世の中のためになる内容でなければいけない
ということです。

この連載の最初のころにも、
「書籍は読者の不安や悩み、願望を解決するヒントや手段になる必要がある」と書きました。
それが健さん流の表現では「for you」ということなのでしょう。

どこをどうすれば「for you」になるのか、難しいところですが、
それこそ客観的に見てくれる編集者や知人、
読者の方に聞いて修正していくしかありません。
1冊目でできなかった方は、2冊目の制作からさっそくトライしてみましょう。

次回は、一見似て非なる「著者」と「作家」の違いを見ていきます。
ではでは!

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。