川田修(Osamu Kawada)

出版企画グループ「リベルタ・パートナーズ舎」代表。徳間書店・元執行役員。業界歴37年「…

川田修(Osamu Kawada)

出版企画グループ「リベルタ・パートナーズ舎」代表。徳間書店・元執行役員。業界歴37年「出版界のおやっさん」。書籍のプロデュース、企画立案、編集、マーケティングまでトータルに手掛ける。小説とお酒が大の好み。東京と九州、デュアルライフ。オスの茶トラ猫と暮らす。ピアノ弾き語り練習中。

マガジン

  • 編集長24時間366日

    出版プロデューサーであり、書籍編集長である一人の人間が日常活動の中で何を考え、どのように仕事をしているのかをリアルに書いていきます。

  • シン・出版大全~幸せな出版をするために知っておくべきこと

    自分の本を出版したい方、出版に興味のある方のための基礎知識を述べる連載です。出版業界事情、出版へのロードマップ、企画書の作り方、本の売り方など、出版にまつわるAtoZを書いていきます。

  • 3人の猫~猫的生き方の研究

    私とパートナー、猫のイチの3人の生活から、見えてくるもの。そして、理想的な「猫的生き方」を探っていきます。

最近の記事

【出版脳のつくり方 100】挑戦自体に価値がある

出版に挑戦することは、 誰にでもできます。 全ての人が出版できるとは 全く思いませんが、 挑戦はできます。 挑戦の過程自体に、 価値があるのです。 あなた自身の人生を振り返り、 ビジネスやコンテンツを見直し、 改めて価値を知る。 その結果が出版なのです。 ぜひ、トライしてみてください。 サポートは惜しみません。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝ノウハウまで、 著者としての考え方と

    • 【出版脳のつくり方 99】あなたの「役割」を自覚しよう

      あなたの「役割」を見つけてください。 同じ分野の著者でも役割分担があります。 それがあなたの「独自性」です。 常に読者を鼓舞してリードする人もいれば、 読者にとことん寄り添っていく人もいます。 どちらがいいとか、 優れているということではありません。 あなたの役割が何か。 それを自覚して、 あなたに期待されていることを 読者に提供してほしいのです。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝

      • 【出版脳のつくり方 98】むやみに献本するな

        献本先は、慎重に選びましょう。 当たり前ですが、 本は1冊1冊が貴重な商品です。 それを無料で送る献本は、 最低限にしてください。 本の制作に携わってくれた方、 日頃お世話になっている方、 どうしても読んでほしい方、 宣伝に協力してくれる方、 厳選したマスメディア…。 十分ではないでしょうか。 あなたを応援してくれる人だったら、 必ず自腹で買ってくれますよ。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、

        • 【出版脳のつくり方 97】まずは出版契約を

          出版契約書を早めに結びましょう。 口約束で出版が決定し、 正式な契約書は本の発売後―― などという慣習がまかり通っていました。 しかし、印税の%や契約内容を 当初の約束よりも低めの内容に 変えられるケースも出てきています。 出版を事業・ビジネスとして考えた場合には、 まず契約ありきです。 最悪でも印税などの条件面は メールの文面で残しておくようにしましょう。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、

        【出版脳のつくり方 100】挑戦自体に価値がある

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        記事

          【口グセ一つで全てが変わる!】

          こんにちは! 毎週土曜日朝8時から配信中の ライブ番組「著者フェス!Saturday」。 Facebookグループ、YouTube等で配信しています。 話題の本の著者をゲストにお招きして、 ご著書のエッセンスを語っていただこうという趣旨です。 今週11月2日(土)のゲストは、 倍増経営コンサルタント で 中小企業診断士の中尾友和さん。 ご紹介するご著書は、11月6日発売の新刊 『部下が勝手に成果を出す! リーダーの口ぐせ』(Clover出版)です。 ・・ 「部下が自

          【口グセ一つで全てが変わる!】

          【出版脳のつくり方 96】その物の価値が大切

          面白いが先、 役に立つはその後です。 本は読むだけで面白い、 楽しめるのが前提ではないでしょうか。 「面白い」にもいろんな種類があります。 ストーリー性に引き込まれる。 知らない事実や新しい方法が書いてある。 驚くようなことが描かれている――。 本を閉じた瞬間になにがしかの満足感があること。 それが良い本の条件の一つです。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝ノウハウまで、 著者として

          【出版脳のつくり方 96】その物の価値が大切

          【出版脳のつくり方 95】アンチもファンのうち

          アンチの意見を受け入れる必要はありません。 受け止めるだけでいいのです。 出版するとAmazonのレビューやSNSなどで、 あなたの書籍やあなた本人に 批判的記事を書かれるかもしれません。 気にするなとは言いません。 「そういう意見や見方もある」 そのぐらいに思ってください。 批判記事を書くのも 時間と労力がかかります。 それだけ、あなたとあなたの作品に 関心を持っている証拠です。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと

          【出版脳のつくり方 95】アンチもファンのうち

          【出版脳のつくり方 94】まず読者のニーズ

          こんにちは! 打開策は、諦めないことです。 「自分の書きたいテーマで出版できない」 ――出版を実現している方からも よく聞く悩みです。 あなたがどんなにそのテーマに詳しくても、 どんなに実績があっても、 出版社が「売れる」と判断しなければ、 出版はできません。 出版するためには、 何が足りないのか。 読者のニーズは 本当に「そこ」にあるのか。 自分の気づいていない、 別の切り口で見せられないか。 編集者のフィードバックや 想定読者の意見を聞いて、 総点検してみましょう

          【出版脳のつくり方 94】まず読者のニーズ

          【出版脳のつくり方 93】出版したい人は言葉を磨く

          おはようございます! 出版したいなら、 日ごろから言葉を磨いていきましょう。 ビジネス書や実用分野の書籍は 図やイラストを多用する傾向が増していますが、 それでも言葉を抜きにはできません。 必要なのは、 単なる説明文ではなく、 人の心に響く言葉、 人の感情を動かす言葉です。 SNSやブログ、 メルマガなどの文章はもちろんのこと、 講演、セミナー、ビジネス上の会話、日常会話 ――常に言葉を意識してください。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出

          【出版脳のつくり方 93】出版したい人は言葉を磨く

          【出版脳のつくり方 92】著者はやること、多すぎ⁈

          著者の方がやるべきことが多くて、 大変な時代になったなと痛感しています。 良い本をつくることは当然ですが、 宣伝プロモーションにも 力を入れてくれる著者が多くなっています。 SNS発信、クラファン、Amazonキャンペーン、 記念セミナーやイベント…息つく暇もありません。 出版プロデューサーとして、 この現状を何とかしたいなと考えています。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝ノウハウま

          【出版脳のつくり方 92】著者はやること、多すぎ⁈

          【出版脳のつくり方 91】出版できるきっかけは、一人ひとり違う

          出版にいたるルートも皆、 違っていいのです。 一人で出版社に売り込んで 採用される人もいれば、 出版塾や講座で企画書のつくり方を学んで、 オーディションに挑戦する人もいます。 どのコースがベストとか正解とか、 一概に言えません。 選ぶのに迷う時間があったら、 お試ししていけばいい。 他の人の感想は関係なく、 自分にしっくりくるかどうかで、 選んでいきましょう。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、

          【出版脳のつくり方 91】出版できるきっかけは、一人ひとり違う

          【出版脳のつくり方 90】タイミングは人それぞれ

          「あの人が出版できたのに、 なぜ私ができないんだろう…」 焦る気持ちはわかりますが、 悲観する必要は全くありません。 誰でもその人に合った タイミングがあります。 出版社や編集者との相性もあります。 さらにビジネスに勤しみ、 企画をブラッシュアップしつつ、 一つひとつのチャンスに チャレンジしていきましょう。 大切なのは継続することです。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝ノウハウま

          【出版脳のつくり方 90】タイミングは人それぞれ

          【見習いたい働き方、そして生き方】

          ベストセラー作家の祭典「著者フェス!」。 そのWeekly版として、 毎週土曜日朝8時から「著者フェス!Saturday」を Facebookグループ等でライブ配信しています。 話題の本の著者をゲストにお招きして、 ご著書のエッセンスを思いきり語っていただこうという趣旨です。 今週10月26日(土)のゲストは、 ドイツ流ライフコーチの西村栄基(しげき)さん。 ご紹介するご著書は、『ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密』(すばる舎)です。 9月に発

          【見習いたい働き方、そして生き方】

          【出版脳のつくり方 89】2冊目が決まらないと悩む人へ

          実は「2冊目、3冊目が決まらない」 というご相談も多いです。 そこそこ売れても出版社のほうから オファーが来ることは、 ほとんどありません。 1冊目が重版していなければ、なおさらです。 あなた自身が動く必要があります。 まずは企画書をつくっておき、 1冊目の担当編集者に相談してみましょう。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝ノウハウまで、 著者としての考え方と行動をお伝えしていきます。

          【出版脳のつくり方 89】2冊目が決まらないと悩む人へ

          【出版脳のつくり方 88】類書を読みまくれ!

          出版するには、 読書家である必要はありませんが、 類書や売れている本を研究する必要はあります。 類書には何がどのように書かれていて、 何が書かれていないのか。 自分が書けることは何か。 自分の独自性は何か。 このベストセラー本はなぜ、 売れているのか。 たくさん読み込んで、 研究してください。 それが出版への早道です。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝ノウハウまで、 著者としての考え

          【出版脳のつくり方 88】類書を読みまくれ!

          【出版脳のつくり方 87】選ばれた人の責任と自覚

          書籍の初出版に限って言えば、 商業出版できる人は、 年間で約1万人に一人です。 今週末に始まるプロ野球の日本シリーズの球場でも、4人か5人しかいない計算になります。 “選ばれた人”になるわけですから、 いわば“公人”と言ってもよいでしょう。 それだけの責任と使命が付いてくると、 自覚してほしいと思います。 ――――――――――― 「出版脳のつくり方」では、 商業出版したい人たちに 心構えと準備、企画書作りから、 執筆・宣伝ノウハウまで、 著者としての考え方と行動をお伝

          【出版脳のつくり方 87】選ばれた人の責任と自覚