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【初出版『最強の法則』100plus】vol.148:インスタで「売れる」法則がある

●「1億総出版時代」を生き残るために

「1億総出版時代」を生き残る。
そのための宣伝プロモーション戦略、戦術をどうするのか。
ここ数回、一つ一つのメディア・SNSの特性と利用法を見ています。
前回はツイッターでした。
今回はInstagram(インスタグラム)を取り上げます。

●インスタユーザーは意外と若い!

インスタは、写真や動画をメインとするビジュアル性が特徴のSNSです。
総務省の調査によると、ユーザー数は年々増加しており、10~20代が半数以上を占めます。
年齢層が意外に若いわけですが、私見では、年齢を問わず女性が有効に、楽しく使っている印象です。
ストーリーズやIGTV、2020年にリリースされたリールなど、Instagramでの投稿と表現の幅は年々広がっています。

日本のユーザーは他国の5倍ハッシュタグ検索を行う傾向にあることや、日本のユーザーの42%がブランドを知るためにプロフィールにアクセスしていることなどがデータで明らかになっています。

●“世界観”が表現できる
インスタの強みは、画像や動画をメインとしたコンテンツで視覚的にメッセージを伝えることができるため、その個人や集団の“世界観”を表現しやすいこと。
また、様々な機能を活用することで購入したい気持ちを喚起し、実際の購入へのアクションにまでつなげられることも大きな強みです。

一方、弱みは検索性の低さ。拡散性や検索性の高いツイッターでインスタアカウントの宣伝をする企業もよく見られるほど。
その弱点を補うため、#ハッシュタグの活用がカギになります。

●プロフィールの見せ方の極意
アカウントページ(プロフィール)の見た目は、フォロー率に大きく影響します。
先日、専門家・とよどめなつみさんにインスタの運用法を教えてもらう機会がありました。
なつみさんによれば、「インスタはプロフィールが9割」だそうです。
プロフィールでファンになってもらうことが必要だというのです。

ユーザーは、アイコン・プロフィール文面・ハイライト・フィード画像の、世界観の統一性や雰囲気によって、フォローするかどうかを決めています。
以前ほど見栄えのいい写真やおしゃれな商品にこだわる必要はなくなりましたが、ブランドの世界観を表現する上で、統一感や見せ方の工夫は必要です。写真がしっくりこない場合は、イラストにする方法もあります。

プロフィールを効果的に見せる具体的な方法としては、下記が上げられるそうです。

・アイコン名に、フォローする人のメリットや自分の実績を入れる
・共感してもらう内容を入れる

たとえば、私はアイコン名を「出版界のおやっさん川田修@出版のお悩み100%解決」に替えました。フォロワーのメリットを入れたのです。

さらには、プロフィールの記述も下記のようなことを考えるべきだそうです。
・最初の3行が勝負
・見やすいように改行する
・自分が何者か、情報開示する
・ユーザーから出てきそうな質問をあらかじめ書いておく
・フォローしたくなるメリットを書く
・ユーザーに未来図を見せる~フォローするとどうなるか
・プライベート情報はいらない

私もこのアドバイスに沿って変えてみました。
インスタのURLを入れておきますね。
https://instagram.com/kawada_book?r=nametag

●次回もインスタ㊙活用法

次回も、さらにインスタの活用法を見ていきます。
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