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やりがいって何だろう

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

かれこれライターとして仕事を続けて9ヶ月も経った。職歴で言ったら既に2番めに長いから、個人的には結構長く続いている方である(笑)

相変わらず毎日ユーザー理解のためにパソコンとにらめっこ。でも、少しづつリライトの考え方が体得できている気がする。順位上昇という形でGoogleさんに評価されるのは、実績としてもやりがいがある。

ありがたいことに、上長からもリライトの精度が上がっているとフィードバックを頂いている。人から評価されるってのは、それだけでも頑張れるものである。

そんなこんな、久しぶりに自己啓発系でも読もうかと、田坂広志さんの「仕事の報酬とは何か」PHP研究所 (2008)を紐解いた。どうやら会社のお偉いさんおすすめの本らしい。

著者曰く、ビジネスマンたる者、給料や地位と言った目に見える報酬ではなく、「目に見えない報酬」を求めるべきだという。

「能力」「仕事」「成長」という三つの報酬。その「目に見えない三つの報酬」をこそ、深く、求めなければならない。

同著 21頁より抜粋

これまで意識してきた訳ではないが、ライターとして働き始めてから、この三つの報酬を求めているようになっている気がする。

ライターとして執筆の技術や考え方は、少しづつ着実に能力として身についている。それを活かして自社コンテンツの順位上昇に貢献している。そして実際に成長したと上司や先輩に認められる。

そういうのって、ただお金をもらって仕事をするだけでは得られないんだと思う。良くも悪くも人が集まるからこそ、磨かれていくんだと思う。

去年テレアポとして営業職で働いていた頃も、最初は全てが自分にとって成長を促すものだと思っていた。だからこその挑戦だった。

最初こそ、断られる度に強くなっていると思っていた。自分のトークに何が悪いところがあったのか、アポイントに繋がらなかった原因は何かなど。

でも本当は毎日心をすり減らしているだけだった。1日中架電してアポイント1つ取れない私を上司は見向きもしない。最後は嫌味を言われて退社した記憶もある。

中にはお金のために一生懸命働ける人もいる。歩合制の会社だったから、商談成立数が多ければ多いほど給料も上がっていく。当然、それは悪いことではないし、そのために寝る間を惜しんで仕事する人もいる。

ただ私にとっては、書くことのスキルが身につくという能力が、自分の書いた記事が誰かに読まれるという仕事が、そして人から認められるという成長が、何より嬉しい。

嬉しいとか楽しいっていう感情が、仕事を続けていく上で重要だ。

嬉しいという感情を仕事で得られるからこそ、やりがいがあるということなのだから。

少なくとも、これからもライターとして働くんだなと思う。それではまた次回!

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