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読書という贅沢

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

年末年始 実家に帰っても思いの外読書が捗った次第。「何をしたのかわからない」時間を減らすと公言した手前、部屋にいる時は本を読むことが多かった。

以前整理した本棚をもう一度見直す。一度は捨てると決意した本だが、一応パラパラとめくって本当に捨てるか確認。そんなことばかりしているからいつまで経っても未練たらしく本が捨てられない質である。

結局 殆どの本は処分することを決めたが、2冊ほど"今の自分"に必要だからと手元に残しておいた。

キリがないので、それ以外は処分。ダンボール二箱分本棚が空いたのでスッキリした。

最近は純文学や小説ばかり読んでいるため、必然的に本棚が文学寄りになっていく。読書会でも話すことは物語が多い。

一方で仕事術やビジネス系の本しかない本棚も当然見たことがある。

あくまで私の読書会にいらっしゃる方の意見の一つだが、自己啓発系や仕事術系の本ばかりで、小説や文学など実利のない本は読んでも面白くないと語る方もいる。

おそらくそういう方々にとって、小説や文学などはストーリーさえ追えれば人と話を合わせることができる前提であり、わざわざ時間を掛けて原作を読む時間がもったいないのかもしれない。

そりゃまあ私の1時間あたりの生産性はすこぶる低いさ。私の1時間なんて他の人に比べたら雲泥の差があるだろう。

稼げば稼ぐほど、その人の価値が上がっていく。仕事にもよると思うが、その人がいなければできないだとか、本を読む時間があったら自分の頭で考える方を優先するさという人もいるだろう。

やはり読書というものは、所詮余暇時間の使い方の一つ。
昼も夜もなく働いている人達にとって、読書する時間なんぞ贅沢なのかもしれない。

だとしたら、だ。

読書ができる時間っていうのは、私が思っていた以上に貴重であり、贅沢なのかもしれない。

別にこれからはせかせかと生きる気はあまりないが、この本が読める時間を精一杯楽しもう。それではまた次回!

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