見出し画像

10月9日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

10月9日の午後に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

今回は新規の方が3名での合計4名で神保町散策と読書会。参加者全員男性、それゆえに話題に歯止めが効かなくなり、もうある種の無法地帯(笑) それでも、「今まで行ったどの読書会よりも参加者と仲良くなれました」と嬉しい感想をいただきました!

読書会終了後に撮影

・紹介して頂いた本

國分功一郎「暇と退屈の倫理学」太田出版
人間は何故”暇や退屈”を感じるのだろうか。人々は豊かになるために仕事をしている。豊かさのために購入したテレビや動画配信サイトが、我々の時間を奪うという矛盾を生んでいる。自分が非生産的な時間を過ごしているときに、周りの人が生産的な時間を過ごしていると暇を感じる。暇は、人間だから感じる悩みか。

椋鳩十「感動は心の扉をひらく」あすなろ書房
子育てに悩む両親に向けの講演会の議事録。親というものは子どもに劣等感を植え付ける天才、「〜できない人」「ダメな人」と叱ってしまう。劣等感を直す方法は、”感動”を与えること。実話を元にした椋先生の話に、辛くなったときに紐解く作品。

F「真夜中乙女戦争」KADOKAWA
地方から来た故に友達がおらず、大学で学ぶことに価値を失い、夜のバイトでは叱られて…そんな女性の前にある男が現れる「東京タワーをぶっ壊す、それに手伝ってくれ」と。辻褄はめちゃくちゃだが、Fさんの文体にはどこかエッチさがある。

次回の読書会は、少しお休みして11月に開催します!
皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)


今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。