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本棚もバランスが大切
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
すでに読書の習慣は身に付いているつもりだが、読書の役割や大事さを説く書籍はついてに取ってしまう。
自称読書家ゆえに読書の大切さとかメリットとかを読むと、なるほどそういう考え方もあるのかと勉強になる。
最近読んでためになったのは、荒木博行さんの「自分の頭で考える読書」日本実業出版社 (2022)。タイトル通り読書は読むだけでなく、読書を通じて自分で考えることの大事さを説く。
荒木さんの著書の中に、3つの本の選び方の章がある。
ビジネス書であっても、小説でも哲学書でも、どのような分野の書物であっても、大概の本は「問い」と「答え」の構造を読み取ることができる
書物には、新たな問を生み出す本、答えを教えてくれる本、既に知っていることをリマインドしてくれる本の3種類に分かれる。
読書は、このバランスが大切だという。
同じ本でも何度も読むことで新たな疑問や発見を見つけることもできるが、やはり今まで読んだことがない本を読むことにより、どんどん世界は広がっていく。
既に知っていることを何度読み返しても、新しい発見はない。古典や箴言のように何度も味わい、噛みしめることは大切ではあるが、読まずとも血肉となっている状態が一番ではなかろうか
何事もバランスが大切。本棚も同じような本で偏りがあるよりも、様々な種類の本を読むことが大事。
イメージは図書館を作り上げることである。図書館の本は最初から最後まで読む本もあれば、必要なところだけ読めばいい本もある。図鑑や辞典のような長く置く本もあれば、雑誌のように定期的に入れ替える本もある。
なにより、自分なりの図書館を作り上げる時に、この分類コーナーだけ書物の冊数が少ないと気になってしまう。どうせなら様々なジャンルの本を置いておきたいと思うものではなかろうか。
今日から神保町で春の古本まつりが催されている。自称読書家は明日明後日と訪れる。今回はいつもより冒険した本を探そうかなと思う次第。それではまた次回!
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