本を読んでリッチになろう

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

先週末、自宅の本棚を整理した。本棚の半分以上を締めていたビジネス書や自己啓発本を一斉検挙した。視線に入らなくなっただけでも、だいぶ気分が落ち着く。

テレアポ時代に購入した営業術系の本、年収を上げるための思考術、一流の時間の使い方などなど…。タイトルが”いかにも”過ぎて、本棚を見る度にため息が出る。まぁ、たまになら良いけど。

ところでここ最近、日経平均株価が好調らしい。株式投資やFIRE(早期リタイア)が流行っているご時世、投資や金融関係のセミナーやアカデミーの売上も好調らしい(知らんけど)。

そりゃ私だって、働かなくて生きていけるならば、それに越したことはない。週休4日くらいで人並み以上の給料がもらえる生き方はできないかしらん。

それはさておき、会社の図書スペースにあった勝間和代さんの「勝間式 金持ちになる読書法」宝島社 (2022) を紐解いた。ど直球なタイトルではあるが、それだけ金持ちになりたい人は多いのだろう。

パラッと読んでみた程度だが、概ね下記のようなことが書いてあった。

  • 目的意識(金持ちになるために読む)

  • 本 = 情報、情報 = お金

  • 本を読んだら実践する

  • 速読を身につけるべし

  • 翻訳本はコスパが良い

もし投資やビジネスで成功したいのであるならば、まずはその分野で成功している人の本を読むのが最も近道である。

そのためにも、沢山本を読む。金持ちの思考や成功法則に関連した書籍を読み漁り、金持ち特有の原理原則を読み解く。大抵はロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」辺りに行き着く。

そして、今の自分と金持ちの間のギャップを知り、その差を埋めるために実践する。自分が金持ちであることを前提とした振る舞いをする。自分はリーダーだったらという前提で生活する。

ちなみに金持ちになるための流れってのは基本的に同じ。実践して収入を上げる、CFを増やす、残った分を投資に回す、そうして資産や仕組みを形成していく。

それでもこの世に金持ちが圧倒的に少ないのは、読んだ本を実践していないからである。書いてあることを、そのまま実践すれば、みんなリッチになれるのに、やるまえから諦める人が多すぎる。

まぁ、それも心の底から自由になりたい、金持ちになりたいという願望があればこそ。強い願望がなければ、ただただ心を惑わす不安要素でしかない。

結局、何がいいたのかと言うと、金持ちになりたいという強い目的意識があるならば、それに向かって全力で走ればいい。

でも、願望がそこまで高くないのであるならば、無理して走る必要はないと思う。無理して走ったところで、息切れしてリタイアするのがオチだ。

だから私は、目的意識など持たず、自分が読みたいと思う本を読む。自称読書家として、生きることにした。

ちなみに、リッチという言葉には、「裕福や贅沢、金持ちの」という印象が強いが、「内容が豊富で充実している」という意味もある。

自称読書家として、沢山の本に精通している。そんな豊かさもいいかもしれないね。それではまた次回!

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