見出し画像

言葉を仕事にしたいひと

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

先日noteを見ていたら、面白い記事にたどり着きました。

「暮しの手帖」の初代編集長 花森安治さんの言葉とともに、人の心に言葉を届けることとはどういうことか、ちょっぴり身に沁みました。

花森安治さんが仕事で大事にしてきたことに、“実用十教訓”というものがあるそうだ。

一、やさしい言葉で書く
二、外来語は避ける
三、目に見えるように表現する
四、短く書く
五、余韻を残す
六、大切なことは繰り返す
七、頭でなく、心に訴える
八、説得しようとしない(理詰めではなさない)
九、自己満足しない
十、一人のために書く

松浦弥太郎「自分で考えて生きよう」中央公論新社 (2017)

ひと目見た時に、正直これは簡単にできることではないなと実感した。

最近の流行はSEO(検索エンジン最適化)対策やキーワード選定など

「いかにユーザーの目に留まるか」
「検索時に上位表示されるか」

の方が重要で、ユーザーの求めているものに求めているものを提供するための、手段としての言葉が多いのかもしれない。

勿論今の御時世、誰もが調べ物をする時にネットを使うのが当たり前の時代。あくまでもユーザーの導線確保等が目的であり、花森さんの大事にしている教訓とは趣旨がズレるかもしれない。

けれども、何かを言葉を届ける仕事をするならば、無視することはできない教訓だと私は思いたい。

人を動かすのは理屈ではなく感情だ。

理詰めで動く"理動"がないように、
感じて、動くから"感動"なのだ。

また、投稿者 ちあきさんの言葉も感動する。

最後に
ひとの心を揺さぶるのはきっと
思いのこもった言葉です。

「言葉を仕事にするひと」より抜粋

まずは自分の言葉をしっかり操れるようになろう。言葉に"正しい使い方"があるのかはわからないけれども、自分の言葉を届けるために、日々学び続けよう。それではまた次回!

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。