東京都写真美術館にて
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
今日は成人の日。成人式から大分経ったし、その頃漠然と思い描いていた"大人"になっているか未だに疑問である。多少老けたけど、精神的に成熟しているかは微妙なところ。
それはさておき、三連休とあって流石にどこかに出掛けたいところ。神保町近辺は初日に訪れたため、美術館に行こうと決める。東京 恵比寿は「東京都写真美術館」へ。
ド初心者の感想になってしまうが、そういう撮り方もあったか、こんな風に光と影を表現するのはどうるのだろうかと、新しい発見や考える点が多くて良かった。
あと、何様のつもりなんだを前提に書くが、プロの写真家の写真は、何かこう、着眼点が違うなと言うか、写真からストーリーを感じる。
写真は絵画と異なり、その場かぎりの一瞬を映すもの。背景に写り混むものは変えることが出来ない(恐らくプロの写真家は消しゴムマジックは使わないだろうし)。
だからこそ、その一瞬をどう切り取るか、どんな着眼点で世界を見ているか。
カメラの質や撮影の技術はもちろんのこと、その写真が何を物語っているのか、何を表現したいのかを感じられるからこそ、やっぱりプロなんだなと思っている。
私自身、時折カメラを持ってほっつき歩くことがある。友達から「上手いね」と言われることは嬉しいし、noteに投稿した画像も何回か使われている。
ただ、個人的には「良いカメラでを使って、良い画角で撮っているだけ」だと思っている。コツさえ掴めば誰でも撮れるだろうと。
事実、去年 こいしゆうかさんの「カメラ はじめます!」サンクチュアリ出版という初心者向けの本を読んで、ようやくAuto機能以外の撮り方を知った程度。
上手い写真は上手い写真であって、その風景なり景色なりを、良いカメラで綺麗に撮れただけ。最近だとiPhoneの方が、良い写真が撮れるのではないかとも思ってしまう。
じゃあどうすれば写真で物語れるようになるかと問われたら、結局のところ、そこに時間を、言わば人生をかけるってことなのかな。
休日の趣味程度でも、それなりのものはできる。でも、プロになるってのは、本来もっと時間の掛かるものだし、あるいは終着点はないものなのかもしれない。
だからこそ、人に響くような写真が撮れる。写真に限らず、何か創作をするってのは、そう言うことが前提にあるのだろう。
何か最終的に説教臭くなってしまったが、それだけ感銘を受けたってことで。それではまた次回!
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