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読書はストレス発散につながる?
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
読書の趣向が四半期一程度にコロコロ変わる自称読書家、最近の私の読書に対する考え方は、「本を読んでいるときくらい頭使いたくない」である。
本を読んでいると、集中しているせいか、いつの間にか時間が過ぎ去る。都内の地下鉄だからそこまで影響もないが、最近よく1駅乗り過ごす。
読書している時間は落ち着く。駅のホームでせかせかしている人を見ると、通勤時くらい落ち着いたら良いのにと考えてしまう。
時に、英国のサセックス大学の報告書によると、6分間の読書によりストレスレベルが軽減する可能性があると発表している。
He found that subjects only needed to read, silently, for six minutes to slow down the heart rate and ease tension in the muscles.
とは言え根拠となる数値や論文がないため、どこまで信憑性があるかは不明ではある。
しかし、以前紹介した通り、漫画に抑うつ予防の効果がある可能性を踏まえると、読書がストレス軽減の一助になるのは、あながち整合性があるかもしれない。
所感ではあるものの、面白い本を読んでいる時間は有意義である上、嫌な気持ちも晴れると思われる。
中でも小説は感情を揺さぶる。かつてダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」を読んだときは、感動して泣いてしまった。電車の中で。
以前読書会で「こぎつねヘレンが残したもの」を紹介したときも、紹介している途中に思わず涙ぐんでしまった。その日は男しかいなかったのは誤算だったが。
本を読んで感動しないのならば、それはただ文字を追っているに過ぎない。読書の価値を情報や知識としか捉えていないのだろう。
読んだと言うために読むのも不健康である。
また、積読はストレスの原因となる。読まねばならないという圧力や、本棚を見るたびに理想と現実に嘆く状態は、良い状態とは言えないだろう。
話が逸れたが、良い本を読んで感動し、気分が良くなれば、自然とストレスも発散されるだろう。それが自分の好きなことであれば、尚更である。
勿論、感動するポイントは人それぞれではある。感情を強要させることはできないが、だからこそ、自分は何にでも感動できる者でありたい。
結論、今日も今日とて本を読みけり。それではまた次回!
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