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1月29日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

1月29日の午後に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

今回は新規の方が7名とリピーターの方が1名の合計9名で神保町散策。新規の方が大勢いらっしゃって大変楽しい会となりました!はじめての方が多くても、終わる頃にはみんな仲良くなれるのが我が東京読書倶楽部のいいところ。

世界を広げることの大切さを、もっと沢山の人に知ってほしい。私だってまだまだ知らないことばかりなのだから。

読書会終了後に撮影

・紹介して頂いた本

メアリーシュリー「フランケンシュタイン」

名門学校出身で金持ちの(むかつく)主人公が無から人間を作り出す。だが生まれた人間は身の毛のよだつ怪物だった。怪物を生み出したケジメを取る主人公と心を持つ怪物がホラーであり感動する。
注意事項:発行元により人物相関図に誰が殺害されるか記載されている。

遠藤周作「海と毒薬」新潮社

”生きた人間を生きたまま殺す”。戦争末期、米軍捕虜を生体実験のために解剖する大学での人間模様を描く。日本人特有の同調圧力と戦争という極限状態が、異常な状態を生み出したか。信ずるものがないという恐怖、内省したい時におすすめです。

朝井リョウ「何者」新潮社

6人の大学生の就職活動を描く。就職は、学生が社会人になる通過点として人生観や仕事観が色濃く出る場。大手に勤めたい、営業職が一番だ、ノリと勢いで面接突破…。私とは違う価値観のものであっても、同じように悩むのだなと実感した作品。

金城一紀「GO」角川文庫

大筋は在日韓国人の主人公が日本人の女性とのラブストーリー。「広い世界を見るんだ」という主人公の言葉に、景色を見に行くのではなく、価値観に触れていくのだなと知った。ルーツを辿れば同じ遺伝子なのに、「俺は俺なんだと」叫びたくなる作品。

吉野源三郎「君たちはどう生きるか」岩波文庫

中学生のコペル君が学校生活を通じて人生で大切なことを学んでいく。立派な大人になるために、教えてもらうのではなく、考えることで気づいていく。書生の叔父さんが教えてくれたニュートンの話が印象的。

2月の読書会スケジュール

2月18日(土) 14:00~17:00 散策×読書会
2月19日(日) 13:00~17:00 文学×ボードゲーム会
2月23日(祝日) 10:00-12:00 朝活×読書会
→満員御礼!
2月23日(祝日) 13:00-17:00 文学×ボードゲーム会
2月25日(土) 19:00~22:00 飲み有り読書会 BOOK & BOOZE!
2月26日(日) 14:00~17:00 散策×読書会

ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)


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