【東京道路奇景ガイド#13】 東池袋出入口
こんにちは。交通技術ライターの川辺謙一です。
今回は、「東京道路奇景」の実例として、東池袋出入口をご紹介します。超高層ビルを背景に、４本の連結路の高架橋が立体的に絡み合う場所です。
■東池袋出入口の概要
東池袋出入口は、首都高5号池袋線の出入口の一つで、池袋駅の東側にあります。サンシャインシティに隣接しており、本線から分岐した連結路が２つのビル（ワールドインポートマートビルと文化会館ビル）の隙間を通って地平の一般道路に接続する構造になっています。なお、サンシャインシティの地下駐車場や、文化会館ビル3階にも接続していますが、後者には一般車両は進入できません。
■交差点から見上げる「奇景」
東池袋出入口を「鑑賞」する代表的な場所は、サンシャイン前交差点です。この交差点は、その名の通りサンシャインシティの前（すぐ西側）にある交差点で、ちょうど連結路が分岐する場所の真下にあります。
サンシャイン前交差点に立ち、サンシャインシティの方向を見上げると、超高層ビル（サンシャイン60）と、その手前で立体的に絡み合う高架橋を見ることができます。
インスタグラム「東京道路奇景」にも載せています。
https://www.instagram.com/p/Ccc6c3pPGw7/?utm_source=ig_web_copy_link
サンシャインシティは、池袋の代表的な商業施設なので、池袋駅からサンシャインシティまで歩いて移動したことがある方はきっと多いでしょう。
ただ、この「奇景」の存在に気づいている方は少ないかもしれません。なぜならば、多くの人が、サンシャインシティの手前にある歩行者専用の地下通路を通っており、地上の景色を見ていないからです。
だからこそ、たまには地平の道路を歩き、サンシャイン前交差点を通ってサンシャインシティに行ってみてはいかがでしょうか。この「奇景」を見れば、池袋という街のイメージが少し変わり、楽しめるかもしれませんよ。
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